・・・・・潰しても、いいですか？

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うらたん怪しくね?
沙羅だよね。毒入りだったりして…
うらたんまさかとは思うけどな。
沙羅どうしよう。
うらたん俺が飲む。
沙羅さっすが!優しいね。でも喉痛めるといけないし、私が飲むよ。
うらたん無理だったら吐けよ。
沙羅あらら奥様、そんな恥ずかしいこと致しませんわ。おほほ。
うらたんどこのバカだよ。
沙羅ひどいなあ・・・
うらたんさっさと飲め。
Aりょーかい。




横からくろちゃんがのぞき込んで、ニヤニヤしながら「ほうほう・・・」とつぶやく。




奥様、他人のスマホをのぞくのは失礼ですわよ？




「沙羅ちゃぁん、カルピス飲まないのぉ？せっかくついできてあげたんだからぁ、飲んでよぉ。」




今まさに飲もうとしてたところですー。




「飲むよ。」





簡潔かつ不愛想に答えてグラスに口をつけ、一気に傾ける。




そして口に流れ込んできた液体を、ごくッと飲み干した。




それを見た麻鈴は、不気味なほどに怪しい笑みを、ニヤァッ・・・顔に浮かべた。




やっぱ怪しい。飲まないほうが良かったかも。




でも、どこが怪し・・・



！？




「げほっ、がほっ、ごほっ、げほっ・・・！」



な・・・何コレ？




口の中が痛い・・・




何かがパチパチとはじけるような感じで。。




視界がぼやけて、涙が出てくる。




声もかすれて出ない。




口はかっさかさで、喉もすごく乾いた感じ。




粉っぽくて、絶対カルピスじゃない。




「ちょ、沙羅、大丈夫！？」




くろちゃんたちが慌てて、背中をさすってくれる。




「ち、が・・・そ、じゃ、な、て・・・」




っ。




痛い。痛いよ。




この飲み物には、何が入ってたの・・・？

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