プロローグ ページ1
ある町中の交差点に、突如としてその事件は起こった。恐ろしい、事件が_______。
横断歩道をわたる、三人の家族がいた。美しい婦人と、やさしくさわやかな紳士に囲まれ、少女が笑っていた。その日は、少女の誕生日だった。5歳になった少女は、幸せだった。
そんな幸せな家族のわたる横断歩道に、突如として響き渡る、音。
キイィーーーーーーーーーー!
一台の車が、急ブレーキをかけた。が、止まらず、家族に突っ込んでいく。
三人は突っ込んでくる車を見て、固まる。
しばし固まっていた紳士が、はっとしたように、娘だけは守ろうと、手を伸ばす。
「彩!」
と声を上げ、幼い娘を突き飛ばす。「そのままわたるんだ、はや・・・」
少女はわたりだす。途中、言葉の途切れた父が気になったが、父の言うとおり、急いで渡る。
少女が渡り終えた刹那、
ドンッ!
と鈍い音が響き、硬いアスファルトにジワリ、ジワリと赤い液体が広がっていく。
婦人のつけていたパールのネックレスがちぎれ、パールがころん…ところがる。
横断歩道を渡り終えた少女は、後ろを振り返り、目を見開く。
「ママ、パパ・・・・?」
だが、それで終わりではなかった。
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サクラパン(プロフ) - ゆりゆりさん» どうぞどうぞ! (2017年10月27日 16時) (レス) id: a8498e2e89 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりゆり(プロフ) - サクラパンさん» じゃあ、タメにしま〜す (2017年10月26日 21時) (レス) id: 0282eb9143 (このIDを非表示/違反報告)
サクラパン(プロフ) - ゆりゆりさん» ありがとー!敬語使わなくていいよ! (2017年10月26日 20時) (レス) id: a8498e2e89 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりゆり(プロフ) - サクラパンさん» 早速、使わせて頂きました。 (2017年10月26日 20時) (レス) id: 0282eb9143 (このIDを非表示/違反報告)
サクラパン(プロフ) - ゆりゆりさん» 分かったならよかった! (2017年10月26日 20時) (レス) id: a8498e2e89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サクラパン | 作成日時:2017年8月30日 15時