続き ページ13
「あ、そうだ霧野」
Aも皆も慣れてきた頃の事だった。
不意にAに呼ばれて振り返る。
と同時にAは俺に近づいてきて、
ちゅ、と――――――
「お前、ホンっっっっっトふざけんなよ!?」
「ふざけてないよ、Aはホントに霧野の事好きなんだもん。likeじゃないよ、loveの方」
「そこは聞いてねぇよ！」
「まぁまぁ、これでサッカー部公認の仲なんだから！」
「神童、コイツ殴っていい？」
「サッカー部あるいは俺に迷惑がかからない程度だったらいいぞ」
そう言われて考えると、今ここで暴力沙汰を起こせばサッカー部に何らかの処分が下される可能性が高いので、ただただ我慢する。
耐えるんだ、俺。
「良かったじゃねーか霧野、お前初めてだろ、キスなんか」
「自分だってした事も無い上に俺より背も低いお前が言うなよ、倉間」
「黙らんかい」
「奇遇だね、Aも初めてだったよ」
「マジかよ……」
「じゃあ、続きは家でする？」
「……は？」
続きとは、何の続きだろうか。
「いや、キスまでしたらその次も痛っ!?」
Aがそこまで言ったところで、誰かがAの頭をべしっと叩いた。
「もー、今叩いたの誰ー？」
「アタシだよ」
そう言ったのは瀬戸。
元剣道部員で、ホーリーロード開催時に天馬の私設応援団としてサッカー部のマネージャーになったヤツである。
「大きな声でそんな事……!!」
と、真っ赤になりながら言う瀬戸に対して、Aは
「しょうがないよ、中学生なんだから」
の一点張り。
「お前さ――――――見かけによらず変態だな……」
そう呟いた瀬戸にAが一言。
「うん！ A、変態だよ？」
Aが、自他共に認める変態になった瞬間だった。
トリップしてきたのは変態でした。
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狩野彩理(プロフ) - @御音@さん» ありがとうございます!!///// 更新遅くなると思いますが、待ってていただけたら嬉しいです(*^_^*) (2014年2月26日 19時) (
レス) id: e5b6f21f24 (このIDを非表示/違反報告)
@御音@(プロフ) - 夢主ちゃんがかわいすぎる件(//∇//)更新楽しみにしてます!! (2014年2月26日 15時) (レス) id: 0672850d49 (このIDを非表示/違反報告)
狩野彩理(プロフ) - Mmさん» うわあぁぁぁぁぁありがとうございますうううぅぅ///// 頑張って更新しますね!! (2014年2月11日 16時) (レス) id: e5b6f21f24 (このIDを非表示/違反報告)
Mm - 更新待ちますよ！めっちゃ待ちますよ！！次の更新もめっちゃ楽しみにしてます！！ (2014年2月10日 22時) (レス) id: 4887f5ee8a (このIDを非表示/違反報告)
狩野彩理(プロフ) - 綺羅璃＊さん» ちなみに、私のpixivでの名前は さーさん です！ (2013年12月15日 18時) (レス) id: e5b6f21f24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狩野彩理 | 作成日時：2013年11月9日 22時
