【おそ松さん】変人いとこは養いたい！【超絶キチガイハイテンションギャグ】 (ページ47)

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４７：『事故？』　おそ松side　チョロリンの戯言　ページ47

「いいじゃん別に～兄弟なんだし？」

「兄弟だから余計知られたくないのっ！！」

『うわめんどくさ』

「だから気にすんなって、シｋ松」

おっと、これはナイスネーミングな感じじゃない？

『うわぁ』

「……！！」

ぶち切れたチョロ松が立ち上がる。

闇百パーだけど別に怖くも何ともない。

「おそ松兄さん」

「何よトッティ」

「謝って。さすがにシｋ松とか呼んじゃダメ」

「え～何で？」

「だって……
　面白すぎるよ！！」

トッティを皮切りに俺たちは吹き出した。

ちなみに笑ってるのは俺たちだけじゃない。父さん母さんもだ。

生き地獄だな、チョロ松。いや、シｋ松。

「てか前からこいつのこういう所ほんと嫌い！」

シｋ松はびっとハシで俺を指した。

オイそれってルール違反なんだぞ、知ってるか自称常識人。
　
「マジでデリカシーない。何で言っちゃうの？
　テンションだけのガサツ人間。
　死ね！」

『チョロリン、いやシｋリン。やめよう？いまご飯中だよ？』

「シｋリンって誰だ！！フォローしてるようで全然してないし！！」

シｋリン。Aもかなりのネーミングセンスの持ち主だ。

腹筋イタい。

「はぁ？
　じゃあ言わせてもらうけど」

「おう上等だクソ松」

「その……何？
　テンションだけのガサツ人間、だっけ？
　そんな奴のエｒ本こっそり借りてるのはどこの誰よ？」

面白いくらいにシｋ松が青ざめる。

やっぱりビンゴか。通りで見覚えがある脚だなと思った。

「シｋ松兄さんそんなゲスい真似を……」

「ちょっと引いたぞ……」

「……ないわ」

「ないない」

『自分のくらい持っとけよ』

「なんでAまでこの会話混じってんの！？史上最低なヒロインだよ！！」

『あら嬉しい、ちゃんとヒロインってことになってんだ』

「いやお前達全員同じことやってるの知ってるからね？」

「「「「「『え』」」」」」

今まで詰ってた弟どもが肩を震わせ、シｋ松とAがその様子を凝視する。

「ぼ……僕はちゃんと自分のを押し入れに隠してるし……」

「俺は本棚の裏……」

「……俺は床下」

「ぼくはやねうら……」

『……成人男性やねー。いいねー。エンジョイしてるねぇー。
　墓穴掘ってるところとかぁ、たまらなく愛おしいねぇ』

Aが平坦なイントネーションで言う。目には殺気。

「つかこの家工ｒ本何冊あるんだよ！？」

「でも俺は別にいいのそれで。なのにこいつときたら自分だけ違いますスタンスぅ？」