20:『一松事変』 色松side 奇人との混乱【☆=一 ★=カラ】 ページ20
☆ええええええええええええええええええええええええええ!!!!????
★EEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!????
★何この状況!? マジでどういう事だコレぇ!?
なんで一松が俺のパーフェクトファッションを!?
なんでここに一松のパーカーが俺のところにい!?
寝てただけだよね俺!?
この状況はひょっとして……ヤバい!?
☆終わった……真っ白に燃え尽きたよ!!!
明日から生きていけない……
ヤバい、どうしよう!!
『あ、起きたのいっちぃ』
「あぁ……よく寝た」
☆カラ松ぅううううううううううううううううううううう!!!!!
カラ松カラ松カラ松! なんだこいつ俺に化けてこの場を収めるつもりか!!!
神か! 神なのかコイツ!? 逆に死ね!!
「起きただにゃ〜。……まだ眠いにゃん」
☆でも俺のマネ低クオすぎだろ……
★上手くごまかせてるか? 怪しいところだが……このまま演技を続けるしかなさそうだな……
『何そのキャラ可愛い。結婚しよう』
「いやぁ……今後こんな感じで行ってみようかと思って……あと結婚はしない、にゃ」
☆勝手な宣言すんな! こんなにゃんにゃんキャラ背負うの絶対無理!!
『いっちぃ、カラたんがお小遣いくれたんだけど……どう? 一緒に買い物行かない?』
「いや……今日はいい。実は一m……じゃなかった
カラ松に真面目な話あるから席外してくんない?」
☆まさかこいつ……Aを遠ざけ、俺を助けるつもりなのか!!??
マジなんなんだよコイツの優しさ! もう逆に死ねよ!!
俺はもうカラ松boysだよおおおおおおお!!!!
『う、うん分かった。それじゃあどうぞ、ごゆっくり……』
☆青ざめた顔のAが襖を閉めて外に出る。
「おい一松何やってんだよびっくりした……」
「てめぇクソ松、このこと皆に言ったらぶっ殺すからな!! 墓まで持ってけコラァ!!!」
「この状況で強気!? ウソだろ!?」
「そんな事はどうでもいいわ!! 着替えるぞさっさと!!」
『あははごっめーん、アサルト忘れちゃっ…』
☆★一番まずいタイミングで来やがったあああああ!!!!????
☆Aは持っていたスケッチブックに鉛筆でがりがりと何かを描く。
数十秒後、見せられたその中には精密に描かれた俺とカラ松が映っていた。
『お邪魔しましたー』
「違う違う違う!!」
「やめてよカラ松兄さん……」
「お前! 誤解だよ〜!」
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作者名:周期 | 作成日時:2016年7月28日 19時