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「次からは絶対乾かしてこい。だらしねえ」
「もーそんなの今更ジャン。みんな見慣れてるって副兵士長の風呂上がりなんて」
「それが気に食わねえんだよ」
「じゃあササミ食うなよ！！！！！」
「なんでだよ！！！！！」
わたしとてもカリカリしてる。カリカリしてる私も可愛いよねわかる。
「…ああ、そういえばお前これ好きだろ」
「え？」
悶々としているとリヴァイは突然、1人1個の煮卵をわたしのお皿に置いた。
リヴァイの言う通り、食堂の煮卵はわたしの大好物。リヴァイはよく私の好物があるとくれるのだけれども。
…………。
「も〜〜〜ありがとうリヴァイ♡♡♡♡♡♡」
自分でも呆れるくらい掌返しで上機嫌になる。これもいつものことだ。
＊
新兵とササミの件は煮卵のおかけでわたしの中ではまあまあ目の瞑れる事件とあった。
「でもあの子絶対リヴァイのこと狙ってるよね。ラブビームが具現化して見えたもん」
「へえ〜」
エルヴィンにここぞとばかりに恋愛相談をする。普段は仕事についてもも滅多に相談を持ちかけず、尚且つ完璧にこなしてみせる生意気かつ優秀な私からの相談だ。
「まあ、大丈夫だろう」
「なんでよ…」
エルヴィンはあっさりそう答えた。そして清々しく…間違えた。エルヴィンの頭のように清々しく笑ってみせる。
「だってAは世界一可愛いだろう」
「それ正解」
リヴァイに浮気されたらエルヴィンと結婚しよう。たった今そう決めた。
「何も心配することはない。他の人を相手にしようだなんてこれっぽっちも思いはしないよ。特にリヴァイはな」
「私のお父さんかな？？？？？？ありがとうエルヴィン」
エルヴィンのおかけで少し気持ちもポジティブに向かう。
部屋から出て、リヴァイから貰った指輪をなんとなく眺める。あのリヴァイが告白した上に指輪までくれるなんて、あの時は槍でも降るのかと心底驚いた。でもそれと同じくらいとっても嬉しかった。
この指輪にかけて、リヴァイを信じてみるのもいいのかもしれない。
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さや - めちゃくちゃ面白いです、、文才能力高すぎません？？ (8月29日 1時) (
レス) @page28 id: da00e1cc19 (このIDを非表示/違反報告)
彗瀬 ｽｲｾ．(プロフ) - これ、、、もっと、、早く見つければよかった、、、、人生半分は損してると思う、、、、、最高です；−；無料で見てていいのか疑うぐらい好きです；−；お金払いたい！！！！！！また暇になったら第3段を！第3段を私達に恵んでください神様！！(深夜に失礼しました) (2020年9月5日 1時) (レス) id: 89fd83fb56 (このIDを非表示/違反報告)
kiehl(プロフ) - 最高に面白かったです今までみた物語の中で1番楽しかったです!! 是非続編を、、なんなら第3弾お願い致します、、!! (2020年6月21日 22時) (レス) id: 1414bb41f6 (このIDを非表示/違反報告)
天雪(プロフ) - 18ページ、最初らへん104期生が14期生になってますよ。細かくてすいません（´-`） (2020年4月29日 15時) (レス) id: 9e97a6dad3 (このIDを非表示/違反報告)
やまみず(プロフ) - とても面白いです！！これからも頑張ってください！！ (2019年11月3日 4時) (レス) id: 2bdd2e1078 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白鈴 | 作成日時：2019年9月25日 0時
