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45. ページ48












A「……、…ん…」





ハンジ「あっ、A…っ!」



A「っ」


リヴァイ「でけぇ声出すな。頭に響いてんだろ」


ハンジ「ああ、ごめん…」



A「…」


リヴァイ「…俺が分かるかA」



A「(コクリ」




ハンジ「……今日は一日横になってなよ。ね?」



A「(コクリ」



ハンジ「私は訓練兵を見てくるよ。もうちょっとしたらエルヴィンも来ると思う」


リヴァイ「ああ」


ハンジ「書類やっときなよー?」


リヴァイ「うるせぇな早く行け」


ハンジ「はいはい。じゃあね、A」



バタン..






痛い…




体が動かない







リヴァイ「お前は何度言えば分かるんだ」





A「…」



リヴァイ「もっと自分を大切にしろと言ってるだろ」



A「…」



リヴァイ「あの時俺が見つけてなかったらお前は死んでたんだぞ」



死…



それで死ねたら、よかったのにな




A「…」





リヴァイ「お前まさか。その腕の傷、全部昨日みたいなやつなのか?」




貴方には関係ないですよ




A「…」




リヴァイ「守れなかった兵士の分だけ自分を傷つけてんのか?」




それの何が悪いって言うんですか




A「…」




リヴァイ「それのなんの意味がある」




A「っ!」






ドサッ






A「…」




リヴァイ「なんのつもりだ」




A「自分を傷つけて何が悪いんですか」


リヴァイ「あ?」



A「私の体です!私の勝手じゃないですか!!」



リヴァイ「…」



A「私以外に誰に責任があるって言うんですか!」



リヴァイ「それであいつらが喜ぶとでも思ってんのか」



A「どうでもいいですそんなことは!」



リヴァイ「どうでもいい…?本気で言ってんのかテメェ」



A「…ぅっ」



胸倉をつかみ俺に引き寄せる



リヴァイ「お前が倒れてから誰も心配してねぇとでも思ってんのか?」



A「え…?」



リヴァイ「訓練兵も、上官も、エルヴィンも、ハンジも、俺も


お前の顔に汗が浮かぶたび、顔を青くさせた


お前の顔色が変わるたび、死ぬような思いをした。」





A「……でもっ、私は…、家族を…守れなかったんです!



約束したのに…っ私が守るって言ったのに…っ



そんな私に!



もう生きる資格なんてないじゃないですか!!!






私は…っん!?」





リヴァイ「ん……うるせぇよ」

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名無し - 外壁ではなく壁外です (2016年3月10日 14時) (レス) id: 19a238b8e3 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫の影(プロフ) - 未来でーす♪さん» そーですねぇ。いつかはそうなってほしいですねぇ…まだまだ先のお話になりそうですが…(汗)友希!うおん!もちろんです! (2014年12月20日 16時) (レス) id: 6280c642ae (このIDを非表示/違反報告)
黒猫の影(プロフ) - なぁ@現実逃避中さん» か、神…だと!?そんなバナナ(白目)ありがとうございます(滝涙) (2014年12月20日 16時) (レス) id: 6280c642ae (このIDを非表示/違反報告)
未来でーす♪ - 2回目でスミマセン…ホムペ見ました!友達希望しても良いですか? (2014年11月3日 17時) (レス) id: bd79d12278 (このIDを非表示/違反報告)
未来でーす♪ - すごくすごーく…×∞ 面白かったです!!!早く続きが見たいです!リヴァイと付き合ってほしい…神様ですよ!この小説! (2014年11月3日 17時) (レス) id: bd79d12278 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒猫の影 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2013年6月29日 17時

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