第100話 恒例の挨拶 ページ9
やっほう！ 記念すべき第100話にてユキちゃん登場☆
part11でも皆よろしくね！！
【だからメタァ！！ いい加減にしなさーいッ！！】
恒例の挨拶だろ、文句言うんじゃない。
それじゃあ、これまでのあらすじ！
チョイスに敗北したボンゴレ勢は助けを求めたユニを保護することを決め、マシマロ野郎たちを鮫だったりハリネズミだったりパイナッポーで足止めしつつ並盛に帰還した。
しかし同時に黒兎(と気絶したパン野郎)が私とミドゥーザ、つまり雪の者を追ってきた。
パン野郎と自身の“氷の目”を交換した黒兎は充電満タン状態！
真美ちゃんやクロームちゃんに伝言を託し、私ことユキとミドゥーザvs.黒兎の火蓋が切って落とされる！！！
【……所々に悪意を感じるぜ】
なんのことだか。
「遅いヨ、ユキ様！」
「親しい者との別れは済んだようだな、三浦ユキ。我の創造する新世界のためにミドゥーザともどもその“氷の目”は奪わせてもらうぞ……！！」
柄頭についた二つの
〈腕は
おおう、そのツンデレ具合も久々だね。
【おまえには言われたくないと思うけどな】
私はツンデレじゃないッ！！
『はいはい。頼むよ、お梅ちゃん』
〈だから！ お梅ちゃんと呼ぶのはやめなさいと……！〉
握り込んだ手の中でカタカタ揺れるお梅ちゃんを宥めるようにして雷と雪の炎を走らせ、黒兎の首へ斬り込む。
「ほぅ。喋る刀とは面白い」
しかし雷の炎を通した槍の柄で受け止められ、拮抗する。
ラチが開かないので嵐の炎を流した耐炎性ヒールで蹴り技を放ち、距離を取る。
「ユキ様に僕のカッコイイところ見てもらいたいし、僕たちも頑張っちゃおうかな！」
私と入れ替わるようにして、間髪入れずにミドゥーザが黒兎の懐に潜り込む。
「！！」
「痛かったらゴメンネ〜？ ――――
ミドゥーザの扱う棍棒は青銅製で、緻密にして繊細な模様が彫られている芸術品のような一本だ。
けれど見た目に反する赤黒く濡れた凶刃が模様部分から飛び出す。
ジャキンッ！！
「おらおらァッ！！」
ところで初代雪の守護者サン、キミの武器ってなんだったわけ？
【真面目に戦闘に参加して！！？】
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作者名：霽月 | 作成日時：2019年5月9日 21時
