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JFUからやって来たお偉いさん？がブルーロックに到着したそうでわたし達も応接室にやって来た。
「A、心して迎えてね」
『やだ、怖いんだけど』
無になって。
こういうのは『はい、はい』って大人しく流すのが1番早く終わるから。
自分にそう言い聞かせる。
「失礼します」
2度ノックをし、入室するアンリちゃんの後に続く。
そこにいたのはわたしの予想するJFUの上層部のお偉いさんなんかじゃなくて、
『なんで……』
糸師冴だった。
「お前はほんと手のかかる奴だ…」
『なんでここにいるの…？』
「前にも似たような台詞言ってたな」
まさかの来訪者に息を呑んだが、今度は思ったより動揺しなかった。
JFUのお偉いさんは？
『え？お客様ってまさか冴？』
「Aが勝手に勘違いしただけ！」
そうなら早く教えてよ！
お客様が冴と分かっていたなら多分、わたしはここに来なかっただろう。
今さら会う理由なんてない。
なのにどうしてわたしが呼ばれたの？
そして、冴は何しに来たの？(まだ教えてもらってない…)
アンリちゃんからチラリと冴へと視線を移すと彼は口を開いた。
「ここに組んでみたい
『組んでみたい
冴の言っている意味がわからず、眉を潜める。
「実はね、糸師冴選手がU-20日本代表のFWに不満を持って、士道龍聖くんをU-20代表に加えたいみたい……」
『は？』
“士道龍聖くんをU-20代表に加えたいみたい”
アンリちゃんの言った言葉を頭の中で繰り返す。
まさかの引き抜き？というか冴が言い出したの？
『そんなのアリ？絵心さんは許可したの？』
「まぁ…渋々だけど。糸師冴選手の条件を呑まないなら、集客の見込めない試合は中止。そのままブルーロックも自然消滅だって不乱蔦会長から連絡があって……」
『なにそれ…』
「そんなの条件吞むしかないでしょ？」
「おい、話はもう終わったか？さっさと案内しろ」
情報量が多過ぎてまだ整理できていないが、待ちくたびれたのか冴は士道くんの元へ連れて行くよう即してくる。
『あなた自らが直々に士道くんのこと迎えに来るなんて驚きました』
「さっさと会わせろ」
『士道くんに会いに来たのなら、どうしてわたしまで…？』
「それは後だ。
『……。』
イマイチ読めない。
ひとまず、ここは大人しく冴の言う通りにすることにした。
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もふ - 最初からここまで夢中になるくらい引き込まれてました！最高です....！！続きが気になります....！最近ハマり初めて一気に好きになりました！最新話楽しみにしております！ (4月25日 22時) (
レス) @page19 id: 8a745f9241 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - アサリさん» コメントありがとうございます(^^)最新話も早速読んでいただけて嬉しいです。落ちは実はまだ未定なのです…。初恋は糸師冴と冴メインのお話が続いていますが、わたしもまだ迷っているところなので楽しみにお待ちいただけると嬉しいです！ (5月27日 0時) (レス) id: 5e3b7e37d3 (このIDを非表示/違反報告)
アサリ - 新しく出たのも最高です。続きを楽しみにしています。 (5月25日 19時) (レス) id: af09d471c0 (このIDを非表示/違反報告)
アサリ - もう一つ質問ですけど、この小説の主人公の初恋の相手は誰ですか？無理に答えなくてもいいですよ。 (5月25日 17時) (レス) id: af09d471c0 (このIDを非表示/違反報告)
アサリ - この小説は最高です。続きを楽しみにしています。あと、質問ですけど、この小説の主人公の落ちは誰ですか？無理に答えなくてもいいですよ (5月25日 5時) (レス) id: af09d471c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず | 作成日時：2023年5月4日 14時
