【真宮寺成り代わり】私は真宮寺是清になりました【ニューダンガンロンパv3】

十話 ページ11

「な、何これ･･･？さっきから･･･何やってんの？」

「なんか･･･また新しいヌイグルミが出て来たけど･･･」



よし、この後に私が発言するんだよね！




「いや、ただのヌイグルミじゃなさそうだヨ。」

「見える･･･僕には見えるヨ･･･あれは絶望と狂気が渦巻く不吉のヌイグルミ･･･」

「ねぇ･･･そもそもヌイグルミじゃなくて、ボクはモノクマなんだけど。そしてこの“才囚学園”の学園長なんだよ！もっと敬って欲しいもんだね！」



いや、中の人がいる爆発凶器のヌイグルミをどう敬えと言うんですか(正論)

「学園長？」

「あの動きや喋り方からして･･･ボクと同じように、AIを搭載した自立式ロボットのようですが･･･」


「ちんぽーん！」




「せやけど、エグイサルは別やでよこいつらは脳なしや！」


「あいつらは、ぷりちーなモノクマーズだけが操れる、搭乗型の殺人ロボット兵器だからね。」


確か自動操縦モードとかありますたよね？失礼、噛みまみた←

「自立型のロボットに殺人兵器とはな・・・やたらとスケールの大きい話になってきたじゃねーか。」


うん、どこぞのガンダム並みに。

「けど、気になるのはそっちの話じゃなくって、さっきの“コロシアイ”の話っす･･･」



「あれって、どういう意味っすか？」


「うぷ･･･うぷぷぷぷぷ。」


「何がおかしいの？」


「いやぁ･･･ちょっとマンネリ気味かもしれないから、改めて言うのも少し恥ずかしいんだけどさ･･･」

「コロシアイをして貰いたいんだよね。超高校級の才能を持つオマエラ同士でさ。」



はい、お約束来ましたコレ。



「････････････殺し合い･･･？わ、私達で･･･？」

「冗談はやめてください！どうして、ボクらがコロシアイをするんですか！？」


「え？もしかして嫌なのっ？」




嫌に決まってるでしょうが。
そこらの希望を妄信する白ワカメなら喜びそうだけど。

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