まふまふの彼女（続）

彼女。135 ページ38

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「「海だ〜！！！」」


「やばい綺麗！！」


「…みんなテンション高すぎない？」


「そらるんもいくで！ほら！！はよ！！」


「えっ、ちょ、やだ俺走りたくないもん、」




8月になり、太陽の日差しが凄いこの季節に、




「沖縄あっつ…、」




沖縄へやってきました。




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事の発端は2週間前、まふとどこかへいきたいね〜なんて話をしていた。


ただ、まだ近場は怖いから遠くが良くて。


そして名前が挙がったのが沖縄。


沖縄だったら海もあるし最高だね！



って、テンション高めな流れでそらうらさか96ちゃんも誘い、来たわけです。


…でも沖縄の暑さは異常だった。


既に魂が抜けているそらるさんと私。


そんなのに目もくれず、うらさかは綺麗な海にテンションMAX、まふも景色が綺麗〜って嬉しそうだし、96ちゃんに至ってはそらるさんを走らせようとしていた。


…御愁傷様です、そらるさん。



心の中で何度目かわからない合掌をした。




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1日目は、沖縄でも有名だという料理やさんでお昼ご飯を食べて、海のすぐ近くに建つホテルにチェックイン。


夕食は、機材を借りてバーベキューをする予定だったから、材料を買って準備をし始めた。


私と96ちゃんは食材切り、そらまふは机や椅子を並べて、うらさかは借りた機材たちの組み立て作業担当だ。




「坂田ー、それ逆じゃね？」


「えっ」



「あ、これ椅子の組み方間違えたかも。」


「そらるさん…。」



「96ちゃん、これはこのくらいの大きさね。」


「お、おっす、」


「まって、これは筋だけ入れるの！切ったらダメ！！」


「ふぁい…。」




準備は順調に進んでるとは言えなくて。


…うん、心配になって来た。





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