男装 ページ8
貴女side
"男装したいんだけど……メイク…出来る？"
その言葉で、静まり返る部屋。
ねぇ、やめて？泣くよ？←
皆んな、プルプル動いてる。
貴「おーい！心美〜？」
覗き込むと
ガｯ!と肩を掴まれた。
え、なに。怖い……
バッと心美は顔を上げて、表情を見ると
貴「ﾋｯ…」←
目をギラつかせて、獣のようになっていた。
桃瀬「これでようやく夢が叶う!!じゃあ、クロくん!!思いっきりやらせてもらうよ!!!」
は!?夢!?
すると、心美は誰かと電話して私を担ぐとダッと走り出した。
向かった先は＿＿＿＿＿＿
〈メイクルーム〉
メイクルームとは、モデルの仕事をしている怜治の衣装やメイク道具が置いてあり、準備する部屋だ。
その瞬間思った。
頼む相手間違えた!!!
バンッ
桃瀬「皆んな〜、お待たせ!!」
そこには、ザッと20人程の女。
その人達は、この事務所で働いている人達だ。
勿論、顔も名前も知っている。
＿＿＿が、こんなに大人数の女は無理!!!!!
怖くなっているが喋る暇も無く、強制的に椅子に座らせられた。
桃瀬「さ！クロくん!!心の準備良い？」
貴「あぁ、はい……」←
すると、女達は一斉に動き出した。
怖い……(´；ω；｀)
それから、相談なんかをしながら私の事を人形の様に扱う。
話を聞くに「可愛い系」か｢カッコイイ系｣にするか迷っているらしい。
〜約1時間後〜
鏡を見ると
ファンデーションをして肌を白くし、黒髪で、ショートウルフになっている。そして、童顔っぽいがどこか大人っぽい男の子になっていた。
貴「おぉ…」
普通に凄いな。まさか、ここまで変わるとは…
桃瀬「どう？いい感じじゃない？」
貴「あぁ、ありがとな！」((ﾆｶｯ
全-貴「( ﾟ∀ﾟ)･∵. ｸﾞﾊｯ!!」
貴「は!!?」
礼を言うと、皆んな鼻血をダラダラと垂らして倒れてしまった。
女1「クロくん!!写真撮らして!!!」
桃瀬「あ！私も!!」
貴「え、あ、あぁ。」
そうして、近くに居た桃瀬のスマホを持ち、桃瀬の肩を抱き寄せてツーショットを撮った。
それで、また鼻血を出して倒れてしまった。
え、写真ってこういう事じゃないの？←
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凛々 - 初コメ失礼します。この小説終わってしまうんですか(･ω･｀*) (2020年4月9日 8時) (
レス) id: 9f94443348 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月下誠 | 作成日時：2019年7月31日 11時
