41話 ページ11
貴女side
リヴァイ兵士長が退室し、数分が経った。
私は、仰向けに寝ながら自分の頭に手を乗せた。
リヴァイ兵士長が、退室する時に撫でてくれた。あの手の温もりが、どこか懐かしく、そして私の胸を締め付けている。
でも、それと同時に心地良さも有った。
人の温もりを感じたのは、いつぶりだろうか。
そして、何故か今の私は様子がおかしい。
自分の事だから、すぐに解った。だが、どこがどう可笑しいのか何て正直てよく解っていない。
ただ、「自分が変わっていく」っと言ったらいいのか、そんな感じがする。
ガチャ
貴『ッ⁉』((ビクッ
考えすぎていたのか、ドアが開いた音に驚いてしまった。
リ「起きてたか。飯を持って来た。食え。」
リヴァイ兵士長は、ズカズカとベッドに近付き横にある机の上に、持って来たというご飯を置いた。
貴『ありがとうございます…』
私は、お礼を言い器を手に取った。
中にはお粥が入っており、温かく、出来立てという感じがしている。
もしかして、と思い。リヴァイ兵士長に、ある質問をしてみる。
貴『リヴァイ兵士長、もしかして、このお粥作ってくれたんですか？』
リ「…あぁ、そうだ。美味いかは、分からねぇがな。」
やっぱり、そうだったのか。
貴『わざわざ作ってくださって、ありがとうございます。』
2度目の、お礼を言い、食べ始めた。
味は不味くはなく、寧ろ美味しい。
そして、
地下街に居た頃と比べて、風邪をひいても自分でご飯を作るしかなかった私にとって、今この状況は新鮮だ。
そう思いながらも食べ進めていき、半分まで食べるとお腹ぎ満たされてきて。ふと、手を止めた。
リヴァイ兵士長は、それを見て不思議に思ったのか声を掛けてきた。
リ「どうした、やっぱり不味かったか？」
そう聞かれるが、ブンブンと頭を横に振り
貴『お腹いっぱいになってきてしまって…』
と、素直に答えた。
だが、そんな言葉にも
リ「あ”ぁ？ダメだ、食え。じゃねぇと、熱が下がらねぇだろ。」
と、睨みたがら返された。
でも、元々少食の私はこの言葉を聞いて
『はい。』なんて素直に聞けない…
それに、熱のダルさの所為で食欲が湧かない。
しばらく黙り込んでいると。
リ「はぁ、仕方ねぇ。」
貴『？』
リヴァイ兵士長が口を開いた。
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星夜覇月(プロフ) - りんかさん» すみません、私学生なんでテスト期間が今月あるんですよ。（遠い目）でも、楽しみにしてもらっている以上は、頑張って更新していきます！ (2019年6月11日 6時) (
レス) id: eec7854c05 (このIDを非表示/違反報告)
りんか - 続きがとても気になります！大変だとは思いますが、これから最新頑張ってください！楽しみにしています(*´∇｀*) (2019年6月11日 2時) (レス) id: eeeeade8b8 (このIDを非表示/違反報告)
星夜覇月(プロフ) - アイスさん» コメントありがとうございます！これからも頑張って更新していくので、楽しみにしててください！ (2019年6月9日 9時) (レス) id: eec7854c05 (このIDを非表示/違反報告)
アイス - 凄いドキドキがたまりません！頑張ってください、！！楽しみにしてます！ (2019年6月9日 1時) (レス) id: 32eaf54f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月下誠 | 作成日時：2019年6月4日 18時
