31話 ページ1
貴女side
ご飯を食べおわり、外の訓練場に向かっている最中に
リ「おい、その髪長すぎじゃねぇか?立体機動装置を使うとき邪魔になるだろ。」
貴『やっぱり、そう思いますよね。』
正直、自分でも邪魔だと思ってきてしまっている。飛んでいる最中に、髪がなびいて視界をさえぎってしまう。
貴『切ろうかなぁ。・・・・』ボソッ
小さな声で言ったつもりが、聞こえてしまったのか
リ「切らなくても、結べばいいだろ。」
そう言い、サラッと私の髪を触った。
貴『ッ⁉』
突然の事に、流石の私でも驚いてしまった。
リヴァイ兵士長は、そんな私をしばらく見つめて
リ「ペトラとハンジを呼ぶから、結んでもらえ。」
そう言い近くにいた兵士に、ハンジ分隊長達に伝言を伝えた。
リ「ハンジ達が来るまで、そこの木陰にいるぞ。」
私達は、近くにあった木陰でハンジ分隊長達が来るまで休む事にした。
木陰に座ると、またしてもリヴァイ兵士長から話かけられた。
リ「なぁ、お前は超大型巨人と鎧の巨人が襲撃してきたのを知っているか?」
超大型巨人、鎧の巨人か、地下街でも噂になっていたな。
貴『はい。地下街にも噂になってましたし。確か、今から3年前ですかね。』
リ「そうだ。今から3年前超大型巨人と鎧の巨人からの襲撃をうけた。その時からか、調査兵団が解散する。という事を聞かされたのは。」
リヴァイ兵士長は、遠くを見つめながら話た。
リ「その時に、多くの訓練兵が死んじまって、前回の壁外調査でも多くの兵士達を死なせてしまった。」
リヴァイ兵士長は、悲しそうな顔で言った。
貴『・・・1人で抱え込まないでください。』
リ「っ⁉」
リヴァイ兵士長は驚いていたが、私も驚いている。
それは、無意識にこの言葉を言ったからだ。
でも、これはきっと私の本心だろう。
きっと、この人は1人で抱え込む癖があるだろう。だから、仲間の死を顔に表さないだけで誰よりも悔やんでいる。
1人で、ずっと・・・・
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星夜覇月(プロフ) - りんかさん» すみません、私学生なんでテスト期間が今月あるんですよ。(遠い目)でも、楽しみにしてもらっている以上は、頑張って更新していきます! (2019年6月11日 6時) (レス) id: eec7854c05 (このIDを非表示/違反報告)
りんか - 続きがとても気になります!大変だとは思いますが、これから最新頑張ってください!楽しみにしています(*´∇`*) (2019年6月11日 2時) (レス) id: eeeeade8b8 (このIDを非表示/違反報告)
星夜覇月(プロフ) - アイスさん» コメントありがとうございます!これからも頑張って更新していくので、楽しみにしててください! (2019年6月9日 9時) (レス) id: eec7854c05 (このIDを非表示/違反報告)
アイス - 凄いドキドキがたまりません!頑張ってください、!!楽しみにしてます! (2019年6月9日 1時) (レス) id: 32eaf54f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月下誠 | 作成日時:2019年6月4日 18時