検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:72,975 hit

31話 ページ1

貴女side

ご飯を食べおわり、外の訓練場に向かっている最中に


リ「おい、その髪長すぎじゃねぇか?立体機動装置を使うとき邪魔になるだろ。」


貴『やっぱり、そう思いますよね。』



正直、自分でも邪魔だと思ってきてしまっている。飛んでいる最中に、髪がなびいて視界をさえぎってしまう。


貴『切ろうかなぁ。・・・・』ボソッ


小さな声で言ったつもりが、聞こえてしまったのか




リ「切らなくても、結べばいいだろ。」


そう言い、サラッと私の髪を触った。


貴『ッ⁉』


突然の事に、流石の私でも驚いてしまった。


リヴァイ兵士長は、そんな私をしばらく見つめて



リ「ペトラとハンジを呼ぶから、結んでもらえ。」


そう言い近くにいた兵士に、ハンジ分隊長達に伝言を伝えた。



リ「ハンジ達が来るまで、そこの木陰にいるぞ。」




私達は、近くにあった木陰でハンジ分隊長達が来るまで休む事にした。



木陰に座ると、またしてもリヴァイ兵士長から話かけられた。




リ「なぁ、お前は超大型巨人と鎧の巨人が襲撃してきたのを知っているか?」


超大型巨人、鎧の巨人か、地下街でも噂になっていたな。



貴『はい。地下街にも噂になってましたし。確か、今から3年前ですかね。』


リ「そうだ。今から3年前超大型巨人と鎧の巨人からの襲撃をうけた。その時からか、調査兵団が解散する。という事を聞かされたのは。」



リヴァイ兵士長は、遠くを見つめながら話た。

リ「その時に、多くの訓練兵が死んじまって、前回の壁外調査でも多くの兵士達を死なせてしまった。」


リヴァイ兵士長は、悲しそうな顔で言った。




貴『・・・1人で抱え込まないでください。』


リ「っ⁉」

リヴァイ兵士長は驚いていたが、私も驚いている。
それは、無意識にこの言葉を言ったからだ。


でも、これはきっと私の本心だろう。

きっと、この人は1人で抱え込む癖があるだろう。だから、仲間の死を顔に表さないだけで誰よりも悔やんでいる。


1人で、ずっと・・・・

32話→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.3/10 (58 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
134人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

星夜覇月(プロフ) - りんかさん» すみません、私学生なんでテスト期間が今月あるんですよ。(遠い目)でも、楽しみにしてもらっている以上は、頑張って更新していきます! (2019年6月11日 6時) (レス) id: eec7854c05 (このIDを非表示/違反報告)
りんか - 続きがとても気になります!大変だとは思いますが、これから最新頑張ってください!楽しみにしています(*´∇`*) (2019年6月11日 2時) (レス) id: eeeeade8b8 (このIDを非表示/違反報告)
星夜覇月(プロフ) - アイスさん» コメントありがとうございます!これからも頑張って更新していくので、楽しみにしててください! (2019年6月9日 9時) (レス) id: eec7854c05 (このIDを非表示/違反報告)
アイス - 凄いドキドキがたまりません!頑張ってください、!!楽しみにしてます! (2019年6月9日 1時) (レス) id: 32eaf54f36 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:月下誠 | 作成日時:2019年6月4日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。