59話 ページ30
貴女side
元来た道を辿って行き、辺りに気の少ない広々とした所に集まった。
兵長はエルヴィン団長に話をしに行って、私は馬の傍に立ち、ボーッとしていた。
すると、地面が揺れている様な感覚がきた。
音の伝わって来た方向へ、目を凝らして見ると無数の巨人が来るのが見えた。
私は、話をしている兵長とエルヴィン団長の元に行き、声を掛けた。
エル「どうしたんだ?」
私は、巨人の来る方向にスッと指を指し
貴『無数の巨人が、後3分程で此処に来ます。』
全「ッ!?」
ハ「A!!それ、本当なの!?」
貴『はい。』
エル「ミケ。」
エルヴィン団長は、ミケさんの嗅覚で巨人を確認しようとする。
ミケ「ッ!本当だ……エルヴィン、早く此処から離れたほうが良い。」
エル「ッ!総員!!馬に乗れ!!そして、長距離索敵陣形に展開しろ!!!」
全「ッ!?」
兵士達は驚きつつも、巨人に気付き素早く馬に乗り班ごとに移動して行く。
リ「俺達も移動するぞ。」
貴『はい。』
私達も、長距離索敵陣形の通りに位置に着く。
______すると、後ろから5体の巨人が来た。
リ「チッ!ペトラ、オルオ。お前達2人で、1体。エルドとグンダ。お前達2人で、1体だ。俺は、2体やる。A、お前は1人で1体。平気か?」
貴『はい。』
私が返事をすると、巨人もスピードを上げて来た為立体機動装置を使い、アンカーを巨人の体に刺して飛び上がった。
パシュッ
ズバッ
巨人の体にアンカーを刺してバランスを取りながら、うなじを削いだ。
兵長達を見ると、続々と巨人を討伐していた。
辺りは、巨人の蒸気がもくもくと上がってる。
ペ「兵長。ここからどうしますか?」
ペトラさんは、兵長の指示を待っている。
今は、突然の巨人発現により、陣形は崩れているだろう。
それに、巨人の数が多すぎる。
支援に行くのが最善じゃ……
リ「……さっきの、巨人討伐のペアで他の班を支援しに行け。ペトラ達は、右翼後方。エルド達は右翼前方。俺は、左翼前方。……A。お前は1人で左翼後方だ。」
全-リ・貴「!??」
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星夜覇月(プロフ) - りんかさん» すみません、私学生なんでテスト期間が今月あるんですよ。(遠い目)でも、楽しみにしてもらっている以上は、頑張って更新していきます! (2019年6月11日 6時) (レス) id: eec7854c05 (このIDを非表示/違反報告)
りんか - 続きがとても気になります!大変だとは思いますが、これから最新頑張ってください!楽しみにしています(*´∇`*) (2019年6月11日 2時) (レス) id: eeeeade8b8 (このIDを非表示/違反報告)
星夜覇月(プロフ) - アイスさん» コメントありがとうございます!これからも頑張って更新していくので、楽しみにしててください! (2019年6月9日 9時) (レス) id: eec7854c05 (このIDを非表示/違反報告)
アイス - 凄いドキドキがたまりません!頑張ってください、!!楽しみにしてます! (2019年6月9日 1時) (レス) id: 32eaf54f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月下誠 | 作成日時:2019年6月4日 18時