56話 ページ26
リヴァイside
試験後は、憲兵団も駐屯兵団もザックレーのじぃさんもすぐに帰って行った。
すると、Aは見ていた兵士達にあっという間に囲まれて質問攻めにされていた。
まぁ、これから一緒に戦う仲間だ。少し、話していた方が良いだろ。
そう思い、その光景を見ていると
リ「ッ!」
Aは偶に、激しく咳込みながら質問に答えていた。
兵1「なぁなぁ!どうやったらあんなに速く動けるんだ!?お前すげぇな!!!今度教えてくれ!!!!!」
貴『ありがとうございます。ですがッ、ゲホゲホッ。私はまだ兵士としては新米なのでッ、ゲホゲホッ!ゴホッ上官に教わった方がいいと思います。』
アイツら、咳してんのが分かんねぇのか?
それよりも、AもAだ。病み上がりなんだから早く戻るとか考えねぇのか?
仕方ねぇ
リ「おい。」
全「兵長!!」
リ「悪いが、コイツは病み上がりなんだ。質問は今度にしろ。行くぞ。」
グイッとAの腕を引いて、歩き出す。
Aは何も言わず、咳をしながら付いてくる。
その後は食堂で早めに昼食を食べ、ハンジの座学を受けさせ、夕飯は班のヤツらとハンジと一緒に食べさせ俺は1人で、部屋で書類整理をしながら食べた。
最近、出来ていなかったからな。エルヴィンも気を使ったのかあまり書類仕事を出してこないからいいが……
それから、Aは部屋に戻って来て順番に風呂に入り寝る支度を済ませた。
にしてもアイツ、熱とかねぇよな。
確かめるか……
リ「おい。ちょっと来い。」
貴『はい。』
トコトコと俺のところへ寄ってくると、自分の額とAの額を合わせ熱がないか確認する。
平熱だな……
リ「熱はねぇな…」
貴『?ないですよ。ッ!ゲホッ!!ゲホゲホ!』
突然、Aは激しく咳込んだ。
苦しそうにするモンだから、背中をさすってやる。
しばらくして、咳は治まった。
___が、Aは少し、グッタリとしている。
今日1日で疲れたか…
リ「もう寝るぞ。」
貴『ケホッケホッ……はい。』
そのまま、2人並んで寝た。
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星夜覇月(プロフ) - りんかさん» すみません、私学生なんでテスト期間が今月あるんですよ。(遠い目)でも、楽しみにしてもらっている以上は、頑張って更新していきます! (2019年6月11日 6時) (レス) id: eec7854c05 (このIDを非表示/違反報告)
りんか - 続きがとても気になります!大変だとは思いますが、これから最新頑張ってください!楽しみにしています(*´∇`*) (2019年6月11日 2時) (レス) id: eeeeade8b8 (このIDを非表示/違反報告)
星夜覇月(プロフ) - アイスさん» コメントありがとうございます!これからも頑張って更新していくので、楽しみにしててください! (2019年6月9日 9時) (レス) id: eec7854c05 (このIDを非表示/違反報告)
アイス - 凄いドキドキがたまりません!頑張ってください、!!楽しみにしてます! (2019年6月9日 1時) (レス) id: 32eaf54f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月下誠 | 作成日時:2019年6月4日 18時