旅に出ます4 ページ24
『貴様ら、恨みっこなしの戦を始めようぞ…』
その夜、モトキと俺で作った飯を食った俺たちはリビングのテーブルを囲んでいた。
「穏便に済ます方法はないの…?」
「そんなものは無い」
「くじは?」
「俺達がそんなんで満足すると思ってるのか?」
「チキチキ!いきなりやるのか部屋割り腕相撲大会〜!」
シルクがいつもの調子で声を上げると否定的だったザカオとンダホも仕方ないと言った表情で乗った。
『ルールは簡単だ。まずはこのトランプを1枚ずつ配る、その番号とトーナメント表に書かれた番号で対戦が決まる。勝ったやつから部屋を決めることが出来る。この家のベッドはシングルが3つ、ダブル2つだ。…1人はこのソファか床に布団を敷いてもらう』
それもうトランプで順番決めれば良くない?というンダホの意見はシカトする。
「てか、お前らとりあえずダブルで良くない?」
「どうせ一緒に寝るんでしょ?」
「皆の者、カードは持ったな…?では、オープン!!」
「え、なに?フルシカトなの?」
対戦表
ンダホVSシルクロード
ザカオVSぺけたん
モトキVSアイスクライマー
ダーマVSマサイ
「んわ〜!一回戦負けじゃ〜ん!!」
『こいつら以外はなかなかいい試合になりそうだな』
「じゃあ早速やろうぜ」
1回戦第一試合
●ンダホVSシルク○
「レディー?GO!」
「ふんぬ〜!」
「全体重かけていいぞンダホ」
『頑張れンダホ〜!』
ンダホは顔を真っ赤にしているが当のシルクは全然と言った表情。
「…おらぁ!」
決着は一瞬でついてしまった。
「もう少し手加減とかないの?」
「ないない。本気だから」
第二試合
○ザカオVSぺけたん●
「おおー!ザカオ優勢!」
「待って!今日のザカ強い!」
『あのシルクに勝ったぺけが負けるのか?!』
ザカオ、勝利。
第三試合
●モトキVSアイスクライマー○
「れでぃご!」
『待って早い!』
「あれ?A強くない…?全然動かないんだけど」
『兄クロードの鬼特訓の成果じゃオラァ!!』
第四試合
○ダーマVSマサイ●
「お疲れ様でした」
「お疲れ様でした」
『早くない?やばくない?』
マサイ絶対本気じゃないだろ…
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ぐるり。(プロフ) - しみずさん» んわー!しみずさんありがとうございます!無意味なパート2ですが、今後ともよろしくお願い致します(ノ゚Д゚)ノ↑↑↑ (2018年1月13日 9時) (レス) id: d12cac2abb (このIDを非表示/違反報告)
しみず(プロフ) - わわわ、いつの間にパート2…!!続編おめでとうございます、これからもひっそりとファンで居させてください…!!無理のなさらない程度に更新ふぁいとです…!! (2018年1月13日 3時) (レス) id: 516966c55c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぐるり。 | 作成日時:2018年1月12日 18時