ヤッホー、13舎！ ページ16
｢…なあ、ヤマトあれって…｣
｢ふむ…なかなかいい蹴りだったな…｣
ひっそりと実はいました、大和とロックが話す。
｢いや、そうじゃなくて…明らかに首が180度回るなんておかしいだろ｣
｢確かに今まであんな暴走したようなAを見るのは初めてだが…｣
｢あんまり交流はねぇけどよ、あんなことするような奴じゃないんだろ？｣
｢怒ることもキレることも主任に比べれば遥かに少ないな｣
しゅんは首を傾げ何かを猿門に話す。
そしてその猿門は首を横に振る。
｢…なに話してるんだ？｣
｢おそらくだが、暴走した原因についてだろう｣
｢ヤマトは行かないのか？｣
｢これはあくまでも５舎の問題だ。私が行っても厄介払いをされるだけだ｣
ヤマトは軽く肩を竦める。
｢それにあまり物事が大きくなってあの兄弟が職をなくすかもしれない｣
｢なんでそうなるんだ？｣
｢初めてとはいえあそこまで暴れたからな。被害も一人だけじゃない｣
｢…なんか、今日のヤマト冷静だな｣
｢実は私も動揺しているのだ。前科があったのならともかく…｣
Aは至って平和主義だった。
争いに首は突っ込むが、被害は最小限に押さえようとし、自分から争おうとはしない。
少しおかしい所もあるがいつも笑顔で人に接していた。
しゅん曰く、ストレスもあまり溜まってはいないとのことだった。
だからこそおかしかった。
不満が溜まっていたのか、それにしては突然すぎる。
そして場所もおかしい。
なぜ５舎？なぜ修理場ではない？
危害を加えた人も…
５舎主任や看守とは普段癒し癒されの関係で、兄のしゅんとは気の合う兄弟として付き合っていたはずだ。
考え込む大和を心配そうな顔でロックが覗き込んだ。
｢ヤマト？｣
｢！ すまない…少し考え事をな…｣
ひとまずここは13舎に帰るのがいいだろう。
大和は猿門の所へ向かった。
｢悟空主任！取り込み中すまないが、我々は帰らせてもらいますぞ！｣
｢ああ…｣
大きな声で言った帰ります宣言に猿門は生返事で返した。
素早くしゅんが口止めに入る。
｢大和…ロック…お願い…このことは言わないでね…｣
苦しそうな顔でしゅんが言う。
｢ただでさえ囚人や看守と親しくすることを良く思ってない連中もいるのに
この問題が起きたことを言われれば百ちゃんも無視できなくなる。
仕事が無くなるのは避けたいんだ…だから…｣
｢ああ、分かっている｣
大和はゆっくりと頷いた。
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nonano - ももみんぐさん» 返答遅れてすみません。NLとはノーマルラブの略称で男×女の恋愛の事を言います。どうしてノーマルかは知りませんが、そんなような意味です。詳しく知りたいのであれば、Wikiが強いと思います。 (2018年7月27日 20時) (
レス) id: cab78264ef (このIDを非表示/違反報告)
ももみんぐ - nonanoさん» スミマセンm_mNLって何なんですか?私の頭脳ではわかりきることができません。教えてください! (2018年7月27日 16時) (レス) id: 0ea9927a0f (このIDを非表示/違反報告)
nonano - 私アニメといろいろ混ざってる。そして頭の中で原作とアニメの内容の自動改ざんが行われている。くれぐれも気をつけてください(＞Σ＜) (2018年7月21日 21時) (レス) id: cab78264ef (このIDを非表示/違反報告)
nonano - ほのぼのも、好きですけどね。なんかそういう周期が来るんです。 (2018年7月8日 20時) (レス) id: cab78264ef (このIDを非表示/違反報告)
nonano - 悩みは蒸れることだと。 (2018年7月8日 19時) (レス) id: 4feee8d9e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nonano | 作成日時：2018年4月2日 16時
