珈琲二十五杯。 ページ27
少し警戒して廊下を見渡す。
誰もいないな。大丈夫。
廊下は広く、やはり窓はひとつもない。
周りに警戒しながら進む。取り合えず、階段を探そう。
壁に隠れて人がいないかを確認する、まるでスパイみたいだ。
このフロアをうろうろして、暫くすると階段を見つけた。
幸運なことにこの階では誰にも会わなかった。
そう、人1人 ________
「ッ !!! 」
此処で在ることに気が付く。
人がいないのはおかしいのだ。
この建物は恐らく、相当広い。使用人の1人や二人はいる筈だ。
そして、窓のない部屋。確実にあれは窓からの逃亡や外から除き困れるのを防ぐため。
つまり、出口はひとつ、あの扉しかない。
なら、一人ぐらいあの扉の近くに置いておいてもいいだろう。
更にこの階にはひとつも窓がなかった。
誰かに、私は監視されている ______ ?
そうだ、私は嵌められたのだ。
何で、こんなこと ________
「Aさん、何日間眠っていた ?」
ふいに、そんな声が聞こえた。
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レナ(プロフ) - 完結おめでとうございます。バットエンドだったのですが涙がでてしまいました。とても意味が深い小説でした。これからもがんばってください。 (2016年10月24日 17時) (レス) id: 06bf2f6e81 (このIDを非表示/違反報告)
氷菓。(プロフ) - 沖田ふれあ@名前戻したさん» 実は、この小説は最初からバッドエンド、と決めていたんです。えぇ 、えぇ ( !! ) 是非、読ませて頂きます !! (2016年10月17日 16時) (レス) id: 150760e981 (このIDを非表示/違反報告)
沖田ふれあ@名前戻した - 氷菓。さん» こちらこそです。まさかあんなラストだ何て……。驚きました。えと、俺の書いてる小説も時間が有るとき見ていただけないでしようか?『探偵社所属、カップルの日常』と言うのなのですが…………。宜しければお願いします! (2016年10月16日 20時) (レス) id: 381ffeb3d6 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 安吾!! (2016年10月16日 17時) (レス) id: ab5963e87e (このIDを非表示/違反報告)
はるる - コメント失礼します。安吾さんの描写に胸が張り裂けそうに……続きが気になるお気に入りの作品です!更新頑張って下さい! (2016年10月15日 22時) (レス) id: 76800349e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷菓。 | 作成日時:2016年10月1日 19時