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人形が11。 ページ13

美味しそうなお菓子といい香りのする紅茶の香りに包まれたガーデンテラスにいる。


久しぶりに空いた席がAによって埋まったので凜月は「寝る場所がない」などと愚痴をしている。



『まさか、この部活に新しい子が来ているとは思ってなかったわ...』



凜月は2年生だが、留年をしているので歳でいうと一応三年生となっている。

なので、1年だけ新しい部員が来なかった。



「さぁ、皆も集まって準備も出来た事だし、始めようか」



Aは心の中で「いただきます」と唱えると、お菓子のなかにあったマカロンを食べた。



『美味しい...』



彼女は最近まともに食事をしていなかった、しかもお菓子などは久しぶりなので余計に美味しく感じられた。



「あの...そういえばAさんって、時々僕達がレッスンしている時にこちらを見ていますよね...? 」




『バレてたのね...
ちょっと、理由あるのだけどね

気が散ってしまったのならもう...見ないのだけれど』


シュンとしたようにAが言うと、創は少し慌てた。


「いや、大丈夫ですよ!
わかっているのは多分僕くらいだと思いますし...」




『ありがとう...じゃあまた見せてもらうわ

英智、彼の歌声はとても綺麗なんだよ』




「へぇ...僕も考えてみると君の歌声は聴いたことはなかったよね...

是非聴かせて欲しいな」



英智がニコッと微笑むと、創は「そ、そんな僕の歌声なんて会長さんたちに比べれば虫くらいに小さいほどなので...!!」

と手を振って言っていた。



「え〜、俺も聴きたいけど〜♪」



『私も...』



3人全員で創にそう言ったので押しに負けた創は「じゃあ、1曲だけ...」といいながら椅子から立ち上がった。


立ち上がった創は深呼吸をしてから、歌を歌い始めた。
そしてそれにつられた英智が途中から参加し始めた。


Aはほんの少しだけ微笑み、その光景を見ていた。

その日の紅茶部の活動はこれで終わりとなった。

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桜光 - すみません私だけかもですけど、絵 が見れない(;・д・) (2019年1月23日 20時) (レス) id: c1c7fb77d9 (このIDを非表示/違反報告)
kaimo(プロフ) - えぇ、続きはぁー? (2018年8月2日 16時) (レス) id: 23cc89f77e (このIDを非表示/違反報告)
メイ(プロフ) - いや、完結してないでしょ!夢主ちゃんとなずニャンどうなるねん! (2018年3月25日 20時) (レス) id: 11a946e9bb (このIDを非表示/違反報告)
蓮城桜2(プロフ) - この感じからしてまだ完結してないのかな?勘違いだったらごめんなさい!更新頑張ってください! (2017年12月21日 18時) (レス) id: bfea0b4b67 (このIDを非表示/違反報告)
あかりん(プロフ) - おぅふ…いいねー!この時が来るのを待ってましたー!友達もおすすめキてきまーす! (2017年8月26日 19時) (レス) id: d4b62537e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風鈴 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2016年3月14日 23時

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