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9「これを枕の下にいれて…」
Aちゃんにもらったお札を枕の下に入れた
9「これで…大丈夫なんか…？」
いや、Aちゃんが言うんじゃ、間違いない
9「……よし」
"あるもの"を手にしてから、大丈夫、大丈夫…俺はそう唱えて眠った
.
.
.
ガタンゴトン
『次は〜〜挽肉、挽肉』
ガタンゴトン
9「………ん」
きた
もう俺の目の前にはピエロと猿が肉挽き機を持って構えている
9「……Aちゃん、頼んだ」
俺の心は冷静だった
殺 ろされるかもしれないというのに
でも俺には
.
『任せてください』
Aちゃんがいる
_____数時間前
9「俺の体を借りる？」
「そうです。柳田さんの夢ですから私が入ることはできません。
ですから、私が柳田さんの体を乗っ取れば、その夢にでてくる猿とピエロをやっつけます」
9「そんなことできるんか？」
「そのためのお札です。これを枕の下に入れてから眠ってください。
このお札は、私が柳田さんの体を借りるために必要なものなんです。
あ、あと意識までは乗っ取りませんから、安心してください」
「あとそれと…」
.
.
.
『フフフフフ
ようやく観念しましたか〜』
9「観念？何を言うとるんじゃ？それはこっちのセリフやけえのお」
そういうと俺の手が勝手に動き、そして口で呪文のようなものを唱え始めた。
すると目の前の猿とピエロの動きが止まった
キーキーと猿が鳴いているが関係なく呪文を唱えている
すごい
これがAちゃんの力か……！
『後は任せました、柳田さん』
9「ああ、任せんしゃい。
おまんら、覚悟せえよ」
そう言って俺は寝る前に持っていたバットを、奴らの前に突き出した
9「気づけば簡単なことじゃった。
ここは俺の夢じゃけ、俺の好きなように動けえのお」
ニヤァと効果音がつきそうな俺の顔を見て、猿とピエロはおびえた顔をしとった
.
.
.
『あとそれと……
寝る前にバットを持って寝てください。
そして夢を見たら、私が動きを止めるので、柳田さんはそのバットで猿たちを殴ってください。
これは柳田さんの夢ですから、柳田さんの思い次第でなるようになります。
止まってるものを打つなんて、野球選手としては簡単なことでしょう？』
俺はAちゃんの言葉を思い出し、フッと鼻で笑った
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るかわ(プロフ) - 作者のるかわです！前のアカウントにログインできず、別のアカウントで続編を作成しています！https://uranai.nosv.org/u.php/novel/ohtnnkmr1/ (2020年6月21日 22時) (
レス) id: 98036951f0 (このIDを非表示/違反報告)
るかわ(プロフ) - 夢の人さん» ありがとうございます！テストとスランプを乗り越えて更新します！ (2020年1月13日 17時) (レス) id: 66bfd50516 (このIDを非表示/違反報告)
夢の人(プロフ) - 初コメです！おもしろいです！続きがみたい.........！ (2020年1月4日 3時) (レス) id: 65275ecd7a (このIDを非表示/違反報告)
るかわ(プロフ) - けーんーたーさん» ほんとですか…（歓喜）ありがとうございます（泣）更新頑張ります！ (2019年9月17日 21時) (レス) id: 66bfd50516 (このIDを非表示/違反報告)
けーんーたー - いつも読んでますー！今までの全部面白いです！ (2019年9月17日 14時) (レス) id: 09690ecee5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るかわ x他1人 | 作成日時：2019年9月10日 16時
