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雄星 「失礼します。」
医師 「雄星くん。」
雄星 「星華の様子はどうですか?」
医師 「今のところは落ち着いてるよ。
でも、またいつ急変してもおかしくない。」
雄星 「星華、体調は大丈夫か?」
星華 「だいじょぶ..ハァ..。」
医師 「喋るのもしんどいみたい。」
雄星 「星華、ドナーも見つかったし明日まで少しだから頑張ろ。
ドナーが見つかったことを言ったら、皆喜んでたよ。」
星華 「ニッコリ」
雄星 「明日も来るし、明日が来れば苦しいことから解放されるから。」
星華 「頑張る..。」
翌日、心臓移植が行われた
母 「星華、頑張ってな。
学校が終わったら雄星くんが来てくれるし。」
星華 「頑張る..。」
移植手術が終わったのは11時間後の18時
雄星 「星華のお母さん。」
母 「雄星くん、待ってたよ。」
雄星 「終わったんですか?」
母 「うん、雄星くんを待ってから行きますって伝えたから。」
雄星 「待って頂いてありがとうございます。」
母 「無事に終わったからまず一安心。」
雄星 「本当に良かった。」
母 「じゃあ、星華のとこに行こか。」
雄星 「はい。」
昨日も会ったのに、緊張感が増してきた
母 「まだ安定してないから中には入れないけど。」
先生 「待ってましたよ。」
雄星 「先生。」
先生 「ひとまず無事に終わりました。
まだ麻酔は効いてるから眠ってるけど、起きてからまずは安定するまで油断は出来ないからね。」
雄星 「星華、お疲れ様。
それとドナーの人にも感謝しなきゃ。」
先生 「星華ちゃん、いい彼氏を持ったね。」
雄星 「先生、ありがとうございました。」
先生 「今日は遅いから帰った方がいいよ。
また明日も来ても大丈夫だから。」
雄星 「わかりました、失礼します。」
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作者名:hawainewyork | 作成日時:2019年7月2日 0時