【刀剣乱舞】カ ミ カ ク シ

７本。 ページ7

「____とまあ





これくらいかしら。

基本は」







仁王立ちで私を見下ろす眞子さん。







そして正座で審神者について聞く私。















まあ、かなりシュールだろう。














「……あぁ、そうそう

本丸に入った時に私に抱きついてきたのは
加州清光っていうの。」






「随分古風な名前の人ですね…って刀でしたね。


だからその振り上げた木刀下ろしてください」











眞子さんは私が間違う度に木刀を構える。



うん、怖い。




















「ま、あのジジイの孫だし


何かあっても大体のことは解決できるでしょ？






言霊縛りとか神隠しとかされたら
あんたの場合はそいつを蹴飛ばすなり何なりして
打撃与えれば多分出れるわよ」










「神隠しってそんな簡単に出れるもんなんですか」






初耳だよ私。







それなら説明だけでよくないですかとか
思うんだけども。













そんな私の心情を知ってか否か





眞子さんはあのねえ、と言葉を紡ぐ。















「一応言っておくけれど



あんたの神力はジジイの孫っつーのもあって
比較的高い方。









だから《軽い》言霊縛りとかなら跳ね返せるの。






まあ結界とか張られたら
さすがに札とかに頼らないと無理だ

と思っておきなさい」










…眞子さんの話を聞く度につくづく思う。





















私は一体何処で道を誤った。

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