【歌い手】双子の歌い手は正反対なようです

第4話　月 ページ7

おい赤メガネ、こっからどうやって繋げろと( ＾ω＾ )

楓side

──昼休み──

あのあとクラスに戻ったらじろじろ見られるし女子達は睨んでくるし。

後輩はクスクス笑うし1年はおどおどしながらこっち見るし。

はぁ、学園生活終わったな

?「悪いのは言い出した女子達だと思うよ。まぁ、言い方は悪かったけどさw」

『渉〜···。昼休みに呼び出し食らったわ』

同じクラスの高橋渉。

渉「そりゃ御愁傷様で」

はー、やだやだ。

『じゃ、行ってきまーす』

廊下を歩いて校長室に向かう。その時に見つけた人が妙にニヤニヤしてるんだが。

?「やらかしましたねw先輩」

『ん？なんで笑ってるの？天月ぃい!』

「ちょっ、ここで大声で呼ばないで下さいよ！」

ここがどういう高校か分かってるんですか？と小声で付け足す。

天月こと天宮翔太。

高2の癖に生意気なやつだよ。

ここは、音楽科が充実している高校。

有名な歌い手やボカロP、歌手や楽器奏者も卒業してる。

しかもこの高校のほとんどが歌い手の事を知っているという高校。

つまりバレたら終わるんだよ。

『分かってるよ。あと一応私先輩だからね？敬意ってもんが無いのか』

天「あ、一応なんですねww」

『副会長に何いってんの？ん？( ＾ω＾ )』

天「すみませんでした(即答)」

『ん。じゃね』

無駄に時間使っちゃったよ。

早足で歩いて校長室まで来た。

やんわりネチネチと怒られるんだろうなぁ

コンコン

『失礼します』

校「あぁ、朝比奈さんか。そこに座りなさい」

言われるままソファに座る。

校「朝比奈さん、今日はやっちゃったね」

『はい。反省しています』

校「言っている事は正しかったんだが、言い方が少し激しかったぞ」

『すみませんでした』

校「君はこの高校の手本として見られているのだから、自分をしっかり保ちなさい。周りに流される様では」

───カット───

め、めんどくさいんじゃないからね？誰も校長の長話聞きたくないよね!?私は悪くn((

『はぁっ説教長いんだよ』

奏「そりゃあ御愁傷様でw」

放課後。部室で駄弁り中。

あれから説教1時間続いたんだよ？

おかげで授業遅れるし先生に怒られるし笑われるし。

『あれ？そういえば彼方は？』

司「後輩連れてくるって。そういえば今年、期待の新人が入ってきたんだってさ」

『へー。どんな子だろ』

彼「後輩連れてきたー」

お、ナイスタイミング。

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文字数ぅぅ

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