【歌い手】双子の歌い手は正反対なようです

第41話　赤 ページ44

うおぉぉ！！評価、お気に入り、ありがとうございます‼

今日は赤メガネの2更新です…
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奏side


奏「おーい！まふくーん？曲はどう？」


まふくんがいる部屋に向かって叫ぶ。

するとまふくんがにこりと笑った顔をドアを少し開けて出す。


ま「とってもいい感じです‼海ですよね！すぐ準備します！」


坂「早くしてねー」


扉がバタンと閉まるのを確認して、さっきまで座っていたリビングのソファに座る。


まふくんは曲の流れ、リズム、そして編曲時の細かい繊細な部分までこだわっている楽曲が多い。


僕には到底作れないだろうなぁ…

正直言ってまふくんは羨ましい存在。


彼「まふはすごいな…

　 俺が持ってないものを全部持ってる。」

テレビを見ながら彼方が口を開いた。


坂「でも、まふくんが持ってないものを先輩はたくさん持ってるじゃないですか。」


彼「そうだな…」


彼方は、本当にまふくんが羨ましいんだろうな。


けど、そんなまふくんとユニットを組めて誇りを持ってる。


奏「彼方には彼方にしかできないことがあるだろ？」


黙って頷く彼方を横目に、まふくんを呼びに行く。


奏「まふくん！準備できたー？」

ま「できましたよー‼」

坂「じゃあ、行こうか！海！」

彼「行こう」


このあと僕らは海を満喫した。









この間に、あんな会話があったとも知らずに。

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