○第30訓 同じ桜族……それでも大切な者のためならば___ ページ33
【荒龍VSAのみ書かせていただきます、ご了承くださいm(._.)m】
ビュッ__
ガキィンッ___
鎖を飛ばす音や鎖と刀が擦れあう音や……様々な音が響く____
A「っ……!ねぇ、アンタは桜族について何か知ってるのっ?((ビュッ」
Aは攻守を繰り返しながらも荒龍に問う、対する荒龍も
荒「殺し合いしてる時に聞くかよ……どうせテメェ………死ぬのによっ((シュッ」
Aの鎖を軽く避け、刀を伸長させ攻撃を仕掛ける……だが___
ガシッ………ブシュッ___
A「死ぬ?冗談はよせよ。【オレ】はこんな所では死なねぇよ?
先生との約束だからな………皆を頼むって……だからオレは皆を守るために生きる
だから、その邪魔をするなら同族であっても………負けない」
荒「……へぇ…良いね……こんなに面白い奴…しかも女なんてお前位しか居ないだろうね」
Aは左手で荒龍の刀を鷲掴みにして手のひらを深く斬ったが
変わりに鎖で刀の動きを封じた……つまり相手は攻撃を仕掛けられない
一気にAは優位にたった……どちらかと言えばAに勝機がある
荒「今、殺してもいいけど……お仕舞いらしいな」
そう言った荒龍の視線の先をAがみると
バキイィンッ___
A「っ…!!?((バッ」
灰色の髪の男が刀を鞘に仕舞いながら此方に向かってきていた
Aは瞬時に空いている右手で刀を抜刀する
警戒するのも当然だろう、敵の知り合いと思われる上に、一瞬の内に鎖を断ち切られたのだから
荒「もうお終い?朧」
朧「ああ、戻ってこいとの命だ……行くぞ」
そう荒龍に伝えると朧はスタスタと先に歩いていった、それを追うように歩き出す荒龍
だが、荒龍は一度歩を止めてAの方をへ振り返ると
荒「今回はここまで……またいつか会うのを楽しみにしてるよ((ニヤッ」
A「…………((キッ」
荒龍の挑戦的な言葉と不敵な笑みにAはただ黙ってキッと睨んでいた
そして銀時たちは隠れ家の様な場所に帰った___
だが、今日……5人の形は変わろうとしていた………
**夜**
Aside
辰「決めた、わしゃ空へ行くぜよ……こんな戦は悪戯に
仲間死ににいかせるだけじゃ………わしゃあ、もう仲間が死ぬところは見とうない」
視力の良い私は塀の上で周りを見張っていた時に聞こえた辰馬の一言___
ふと空を見上げると今日は【半月】だった……
ああ、そういえば………あの日も……先生を失った日も半月だったっけ………
〇第31訓 半月の夜は何かを失い、別れを与える___→←〇第29訓 大切な者を取り戻す邪魔をするなら もう一人の桜族
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のん(プロフ) - 絵が上手ですネ!情景が分かりやすいですo(^▽^)o (2015年8月4日 17時) (レス) id: 836f975100 (このIDを非表示/違反報告)
あいてる - 面白かった!! (2015年8月2日 14時) (レス) id: d8acbd1d87 (このIDを非表示/違反報告)
あいてる - 絵可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可(( (2015年8月2日 14時) (レス) id: d8acbd1d87 (このIDを非表示/違反報告)
あいてる - 本当にゴリラだけどいいこと言ってるよな!!ゴリラだけど!! (2015年8月2日 14時) (レス) id: d8acbd1d87 (このIDを非表示/違反報告)
星 - 絵可愛い (2014年9月14日 16時) (レス) id: eaea5ba8d8 (このIDを非表示/違反報告)
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