47cm差です2【江口拓也】

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岡本「お疲れ！」


貴方「お疲れ！！」







歌い終わりステージ裏に戻るなりのぶくんとハイタッチをした
何とかやりきった！お客さんの反応も良かったと思う！とりあえず一安心だ…！








入野「お疲れ、はいお水」


貴方「ありがとう！」







自由くんから受け取った水で水分補給をした
はあ〜！生き返る！
次は自分のソロの出番があるからちょっと休んだら準備しなきゃ





座り込んで休んでいると次の出番の為に待機しているTrignalの3人が目に入った
偶然にもえぐも私の方を見ていて目が合った






" お つ か れ "





ゆっくりと1文字ずつ口パクで伝えられ自然と笑みが零れた






" あ り が と "





同じように口パクでお礼を言い返すと今度は横を向いて自分の耳を指さした








貴方「…！」






指さした耳には私があげたピアスが付いていた
朝は付いてなかったのに…！
私が付けてたからわざわざえぐも付けたって事…？



そんな事をぐるぐる考えていると私に顔を向けてべッと舌を出して笑った



その表情にドクンッと心臓が鳴り響いた
そういう事しないでよ…っ
こっちは馬鹿みたいにすぐ期待しちゃうんだから！


速まる鼓動を抑えてえぐの目を見て口を開いた







" す き だ よ "





江口「？」






何を言ってるのかわからなかったのか首を傾げるえぐに今度は私がベッと舌を出した


何か言おうとしてみたいだけど時間になったみたいで慌ててステージへ上がって行った


そんな様子を見てクスッと笑ってから誰にも聞こえないくらい小さい声で呟いた









貴方「好きだよ」







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