47cm差です2【江口拓也】

61 ページ13

.






全員「カンパーイ！！！」





キラフェスを無事に終える事が出来て皆で打ち上げにやって来た
何事も無くお客さんも自分達も大いに楽しめて皆大満足だった








貴方「キラフェス最高〜！！楽しかった〜！」


江口「最初緊張してガチガチだった癖に笑」


貴方「うるさいなあ！」







口を開けば私をバカにするんだから！
終わりよければすべてよしなの！
お客さんを喜ばせられた事が一番！








神谷「で、お前らは何しれっとお揃いのピアスなんかしちゃってんの？」


貴方「えっ？いや、これは」


浪川「お〜？ついにか？」


江口「ついにって？」


貴方「な、成り行きです！成り行きでこうなっただけですから！」


良平「成り行きねえ〜？笑」








ニヤニヤしないで下さい！！！

皆の反応に気づかず目の前のご飯を頬張るえぐを見て鈍感で良かったと思った
いや、えぐの場合鈍感じゃなくてバカなのかもしれない







店員「ハイボールお待たせしました！」






店員さんが持ってきてくれたドリンクを机に置いた時手が滑ったのか床に落としてしまいガシャンッとグラスが割れる音がした







貴方「わっ、大丈夫ですか？」


店員「すみません…！すぐ拭くもの持ってきます！」







店員さんに拭くものを持ってきて貰う間に割れたグラスの破片を拾おうと手を伸ばした
欠片はお任せして大きいのだけ拾おう








江口「危ないから俺が拾うよ」


貴方「ううん、だいじょ…ぎゃあああああ！！！！」








『大丈夫』と言おうとして顔を上げた時えぐとキスが出来そうなくらい顔が近くて思わず突き飛ばしてしまった

あ、やばい。と思った時には遅くてゴンッと鈍い音がしてえぐがテーブルに頭をぶつけていた









.

62→←60

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す