子供扱い禁止！【木村良平】

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3年前、私は良平さんとある約束をした







〜回想〜








17歳の春私は良平さんに告白をした







貴方「良平さん！好きです！」

良平「お〜、ありがとう〜」








なんて笑いながら私の頭を撫でる良平さん








貴方「っ…恋愛の意味で好きなんです…！だから…私と付き合って下さい！」


良平「いや、付き合えないよ」


貴方「やだーーー！！なんでですかーーー！！」







ケロッと即答する良平さんの服にしがみついて泣きわめいていると良平さんは更に続けた







良平「だって俺27でAは17でしょ？」


貴方「恋に年齢は関係ないもん！」


良平「そうだけど、A未成年じゃん」


貴方「そうですよ？」


良平「未成年に手出したら犯罪だし」


貴方「…」


良平「…」


貴方「えぇぇぇぇえええ！？そうなのおおおお！？」






知らなかった…
それじゃあ年の差以前の問題だよぉ…っ


高校生になってちょっと背伸びして大人ぶって良平さんも意識してくれるようになったかな？と思って勇気をだして告白したのに…！


悲しさと悔しさで大泣きしながらその場に座り込むと良平さんは私の視線に合わせるようにしゃがみ頭に手を置いてくれた








良平「頑張って早く大人になろうな」







そ、それって…
大人になったら私と付き合ってくれるって事？
だから早く大人になれって言ってるんだよね？


成人するまであと3年…
3年なんて余裕で待てるよ！こちとら12年も片想いしてるんだから！








貴方「はい…！早く大人になります！」








3年後には良平さんと…！
そう思ったら嬉しくて堪らなかった







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