子供扱い禁止！【木村良平】

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貴方side







良平さんに教えて貰ったお店に行くと個室に案内され中へ入って良平さんを見つけるなり飛びついた
抱きつくなって言われたけど聞こえないフリ〜








西山「相変わらずだな〜笑」


貴方「あれ、皆いたんだ！」


安元「今かよ！気づくの遅せぇよ！笑」







良平さんしか見えなかったんだもん〜


そんな事より私は良平さんに抱きついたまま頬にキスをした
さすがの皆も驚いたのか声をあげていたがそれも無視。








良平「お前なあ…そういう事軽々しくすんな」


貴方「どうして？もう付き合うんだから問題ないじゃないですか！」


良平「え？」


貴方「え？」


良平「え？」


貴方「や、やっぱりあの約束忘れてたんですか！？」








良平さんやっぱり忘れてるんだ…
で、でも約束だし思い出しさえすれば！！








貴方「3年前告白した時大人になったら付き合ってくれるって！」


安元「良平まじか」


江口「なんだかんだ言って良平さんも好きだったんすね！」







ふふっ〜 そうだよ江口さん！
実は良平さんは私の事好きだったけど未成年だから我慢してただけなの！

ね！良平さん？と思い良平さんの顔を見ると頭の上にハテナを浮かべていた









良平「そんな事言ってないよな？」


貴方「え…」


西山「ちょ、良平さん本当に言ってないんですか？もし言ってたらさすがに可哀想ですよ？」


良平「いやいや言ってないって」







宏ちゃんの言葉に流石にみんなも「そうだそうだ」と言わんばかりの視線を良平さんに向けたが
その後の良平さんの言葉に次は私に視線を向けた








貴方「だ、だって…あの時 " 頑張って早く大人になろうな " って！それって大人になったら付き合ってあげるから早く大人になれよって意味だったんですよね！？」


良平「あ〜言ったなそんな事」


貴方「お、思い出してくれました！？」


良平「Aが子供みたいに泣きわめいてるから早く大人になろうなって意味で言ったんだよ」


貴方「…」


全員「…」








私の勘違いだったの…？
3年間辛い事もあったけど20歳になれば良平さんと付き合えるんだって思ったらどんな事でも頑張ってこれたのに…っ


なんでよぉ〜！！！！！








貴方「うわぁぁぁぁぁぁぁぁああああん！！！！」







全てを理解した私はとにかく泣き叫んだ







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