子供扱い禁止！【木村良平】

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良平「やべ、インク切れた」







台本の確認中に聞こえた言葉に思わず食いついた







貴方「私のボールペン使って下さい！！！！」


良平「うん、声でかいねどうしたの急に」


貴方「私ボールペンもう一本あるので！良かったら使って下さい！」


良平「いいの？ありがとう」








ありがとう、なんて言いながら微笑む良平さんを見て心の中で拝んだ
天使だよ。。。



ていうか何これ星座占いパワーすごい！
これから占い信じちゃうかも！！(チョロい)








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良平「A」





大好きな良平さんに呼ばれて嬉しくなりウキウキしながら駆け寄った






貴方「なんですか！！」


良平「さっきのペンのお礼、好きな物押しな」


貴方「え〜！やったあ！」







お礼と言われたので遠慮なく目の前にある自動販売機を見てどれにしようかと物色した


悩んでいると先に自分が飲む物を決めたのかコーヒーを押した良平さんを見て大人だな、と思った


こういうふとした時に年齢の壁を感じてしまう。
やっぱり私は子供で良平さんは大人なんだな…


そう思ったら悲しくて少しでも良平さんに近づきたくてコーヒーのボタンを押そうと手を伸ばすと良平さんにその手を掴まれた








良平「Aはこっちでしょ」







そう言って私の手をミルクティーのボタンに誘導して押してくれた

ガタガタンッと音を立てて落ちてきたミルクティーを私に笑顔で差し出す良平さんから受け取って俯くとポンっと頭に手を置かれて顔を上げた








良平「大人の真似しなくていいんだよ」


貴方「…子供扱いしないで下さい！」


良平「子供だろ〜？笑」


貴方「違います！もうちょっとで大人です！」


良平「はいはい笑」








そう！私はもうすぐ成人するんだ！やっと大人の仲間入り。

…良平さん、あの約束覚えてますか。







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