【黒子のバスケ】お"バカ"な少女の事情

おバカの事情…２４ ページ24

A「あ、赤司くん、離れてもらえません…？」


赤司「なら答えろ」


A「いやー、別に赤司くんが知る必要ないんだって！どうせそんな事かってなるって！」


赤司「どうでもいい、答えろ」







もういい加減にして下さい


クラスメイトの視線が痛いんです！


私絶対今日呼び出しくらうから！


あぁ…もう手遅れか…







赤司「どうした、答えろ」


A「え、えっとですね…この高校…私のママの母校なんです…」


赤司「母校？」


A「元々ママは京都に住んでたので…その、気になって…」








すると赤司くんが私から離れた


やっとですか！！








赤司「そういう事か、分かった」








そのまま彼は何事もなかったかのように自分の席に座った








A「…。」








クラスの誰もが えー！？ って思っただろうなぁ


本当に自分勝手すぎでしょ


あー、どうしましょう


これからいじめらる毎日になるんだ


いくらなんでも彼女でも何でもない私が赤司くんとあんな距離近かったらダメだよね


やっぱりここは早めに手を打たなければ解放されないわ


よし、点数取ろう






赤司「そうだ、A。今日の放課後練習ないから図書室で勉強だ、いいな？」


A「え…あ、はい」







やはり赤司くんには敵いません


ん？ちょっと待って？


いつの間に名前呼びになった…？

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