【黒子のバスケ】お"バカ"な少女の事情

おバカの事情…１２ ページ12

川島A


ただいまイケメン女装趣味の人に手を繋がれて歩いてます


これ他から見たらどう見えるのだろう


恋人には見えないよねー


だって女装してる人と歩いてるし、見た目じゃ女に見えるもん


あ、けどそれだけじゃないんだよね


匂いもめっちゃ良かった


本当に思うんだけどさ、最近の男の人って女より女子力高いよね


ごめんねー、女子力なくてー






「はい、ここが一軍の体育館ね」


A「あ、はい」








ここに赤司くんがいるのかー


今さら思い出したけどウチの学校のバスケ部って３軍まで振り分けられてるんだよね


忘れてるとか後でファンクラブの人に殺されそう…









「碧！」


碧「おぉ！真太郎！」








名前で呼ぶ仲なんだね


あの緑間くんがねー…







緑間「来ると聞いてなかったが？」


碧「急に部活が休みになったんだよ、だから来た！」


緑間「そうか」((ﾌｯ









緑間くんが…笑った…！？


え！？あの緑間くんが！？


何があっても笑わないさそうな緑間くんが！？


これは事件だ！事件に違いない！







碧「あ、そうそう、赤司いるか？」


緑間「赤司？赤司なら今部室に…」


碧「そっか！あっ！君！赤司ならそろそろ出て来るって！」


緑間「ん…？お前は確か…川島か？」


A「う、うん」


碧「へぇ、珍しいな。真太郎が女子を知ってるなんて」


緑間「こいつは少し違うのだよ、『ゴールドカード』を持ってるからな」


碧「はぁ！？じゃあこの子…持ってるのって赤司だけだよな！？なら赤司の彼女！？」







この人なんて恐ろしい事を！！？

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