【黒子のバスケ】"イケメン"少女の事情＊第２部

イケメン女子…７５ ページ35

真太郎はあたしに一礼をして控え室へと帰って行った


ちゃんと言えた


真太郎の返事がどうであろうと後悔はしない









A「さて戻るか…」


「ちょっといいかな？」


A「…居たんだ」


徹「まぁね」


A「聞いてたんですか？」


徹「うん、聞いてた」


A「なら分かるよな？」


徹「あぁ…それでも俺はお前が好きみたいだ」


A「アンタもしつこいな」


徹「俺も１人の女にこんなしつこくなるなんて思わなかった

それだけお前に惹かれたんだよ」


A「邪魔すんのか？」


徹「もちろん！

と言いたいところだがやめた

好きな女の幸せをぶち壊すほど俺は悪じゃない

妹に何て言われっかなw」


A「やはりそう来てたか…けどまだ分からない

後は真太郎の返事次第だ」


徹「大丈夫だよ、あいつなら」


A「どうだかね？」


徹「さてと負け犬はここから去るか…

お前たちの試合を観て、家に帰って妹に怒られるよ」


A「アンタも案外ちゃんとした人間なんだな」


徹「それ酷くねぇーか？」


A「今までの行いが悪いんだよ」


徹「はぁ…じゃあ試合頑張れよ、Aちゃん☆」


A「ははっ…アンタはその方がいいよ」


徹「…((ﾌｯ」


A「じゃああたしはこれで…」









グサッ＿＿









ポタッ…ポタッポタッ＿＿









A「え…？」


徹：！！？


「あんたが七島Aだろ？あんたに恨みはないが…邪魔させてもらうぜ」


A「ゔァァァァァァ！！」









あたしの腕から血が流れた＿＿

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