【黒子のバスケ】"イケメン"少女の事情＊第２部

イケメン女子…６９ ページ29

A「てな訳であたしはお前の後輩に好意を抱いてるかもしれねぇ」


虹村「全中の最終会議の終わりに何の報告だ？」←


A「いや言っておいた方がいいかと…」


虹村「別に勝手にどうぞ…と言いたいがお前が恋なw」


A「笑うな！」


虹村「悪ィ悪ィww

けど良かったじゃねぇーか

このまま全国も優勝して男もゲットだな」


A「まぁ、全中にこの想いは伝えようとしてる」


虹村「終わった後の方がよくね？」


A「その方がいいかと思ったがやっぱり時があんだろ

だから決勝前あたりとかに言いたい」


虹村「そういうの拘りあんのな」


A「まぁな」


虹村「ふーん…まぁ、いいんじゃね？

とりあえず頑張れよ」


A「あぁ、サンキュー」









あたしは決意した


真太郎にこの想いを届ける


全中はすぐ目の前だ


あたしたちは必ず決勝までいく


そしたら伝えるんだ


お前と同じ気持ちだという事を









虹村「そういえばお前推薦来てんだろ」


A「あぁ…確か◯◯高からだったな」


虹村「そこ神奈川だろ…行くのか？」


A「他にも京都とか青森とかからも来てる

どうだろうなぁ…まだ決めてねぇ

けどどれかには行くよ

高校までやるつもりだからよ」


虹村「そっか！まぁお前なら楽勝だろ」


A「確かお前はアメリカだっけ？大丈夫なのか、お父さん」


虹村「あぁ、今はな」


A「そっか…寂しくなるもんだな」


虹村「どうせ卒業したら別れるだろ」


A「それでも悲しいもんは悲しいだろ？

アメリカ遠いし…たまには連絡しろよー」


虹村「まだ行かねぇーつーの……分かったよ」









あたしたちはこの時互いに思っただろ


本当に"最期"が来た…ってね









虹村「優勝すっぞ」


A「おう」

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