【黒子のバスケ】"イケメン"少女の事情＊第２部

イケメン女子…６７ ページ27

緑間siad








神崎「緑間先輩！ドリンクどうぞ！」


緑間「先ほど桃井から貰ったのだよ」


神崎「そうですか！ではタオルどうぞ！」


緑間「自分のがあるのだよ」


神崎「そうですか！あっ！これとかどうです？」


緑間「…。」









最近やたらとこの女がしつこい


俺はお前に構っている暇などないのだよ









神崎「緑間先輩…」


緑間「いい加減にや…」


神崎「私の気持ち気付いているんですよね」


緑間「…そうだが？」


神崎「そうですか…ならこれからもどんどん行きますから

先輩があの人を好きでも、私は構いません

必ずあの人から奪いますから」









この女はしつこい


だが俺も同じ事なのだろうな


だからと言ってずっとこのままも面倒くさいのだよ









虹村「神崎、向こうでボトル洗ってきてくれねぇーか？

西條だけにやらせてるからよ」


神崎「は、はい！」









虹村の指示によりあいつは離れていった


た、助かったのだよ









虹村「大丈夫か？」


緑間「すいません」


虹村「別にあいつミーハーとかじゃねぇからあれだけど

さすがにお前にしつこ過ぎるよな」


緑間「どうしたらいいですかね？」


虹村「ありゃお前が仮にAと付き合っても来るだろうなw

あいつが完全に諦めるまで待つしかない」









そう言って俺に笑ってきた


最近虹村さんは主将を赤司に受け継かせた


理由はよく分からないが…


だからと言って虹村さんが変わることはない









「あ、もしかしてまだやってたか？」









虹村「目的の奴がもう来やがったか…まぁ、男バスもそろそろ終わりだし

緑間、頑張れよ！」









そう言って虹村さんはA先輩の方へと行った


分かっている…俺は諦めないのだよ

イケメン女子…６８→←イケメン女子…６６

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す