【黒子のバスケ】"偽"ヤンキー少女の事情＊第２部

偽ヤンキーちゃん…７０ ページ30

黄瀬さんに連れて来られたのは屋上


元から体力はあった方なので平気でしたが…


何か違う意味で疲れてます









黄瀬「結構体力あるんスね」


A「一応毎日鍛えてますから…」


黄瀬「んじゃ…とりあえずご飯食べようか」


A「え！？でもあたしお弁当…」


黄瀬「教室にあんの？」


A「はい…」


黄瀬「なら俺が取ってくるよ」


A「いやそういう訳にはいきません！」


黄瀬「いいよ、そんくらい…てかアンタが行くより俺が行った方がいいでしょ？」


A「わ、分かりました…」









そう言って屋上を出て行った


何か申し訳なかったです


それにしても本当に来たんですね


これからどうするんでしょう…









A「空…青いです…」









こんな風に空をながめるのも久しぶりかもしれません


いつも辛いことがあったら来る場所だったからなぁ…


でももうめげません


黄瀬くんと協力し合えばみんな傷付かない


あたしはあたしなりの生活をするんだ


くじけちゃダメ…もっと強く生きなきゃ！









A「強く、生きる…みんなを、苦しめない…」



















「そうやっていつも自分のせいにして、自分ばかり攻めるからお前はダメなんだよ

たにんを思うならもっと他人の心を読め

じゃなきゃ…お前はこれ以上に壊れるぜ、A」

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