【黒子のバスケ】君を見付けたあの日から俺は恋に落ちていた 【黄瀬涼太】

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灰崎side









　今日Aと全中の会場に来ている


　急に何処にあるか聞いてきて


　なら俺も行くと言ってこうなった









灰崎「てか今言ってももう決勝じゃねぇ？」


A「それでも観たいの

　それに遅れたの祥吾のせいでしょ？

　早く起きてって言ったのに…」









　はいはい、俺が悪いですよ


　まぁ 今回はあれだよな


　どうせ虹村さんだろ？









A「どうしたの、祥吾？」


灰崎「何でもねぇーよ」









　話ながら会場に入る


　すると既に試合は始まっている


　それどころか終わりそうだな









灰崎「点差的には優勝だろうな」


A「そうなの？」


灰崎「残りも少ねぇーし」


A「あっ "涼太"が出てきた」


灰崎「何かしらの理由で大輝を外したか…ん？」









　今こいつ何て言った？


　聞き間違いじゃねぇーよな？









灰崎「おい、A

　お前リョータって呼んでんのか？」


A「えぇ、だって"恋人"ですもの」


灰崎「………はぁぁぁぁぁぁ！！？」









　まさかの返答に思わず叫んでしまった俺


　周りの視線が痛い…がそんなのどうでもいい！！


　リョータと恋人だァ！？









灰崎「俺前言ったよな！？

　あいつだけは止めとけってよ！？」


A「言われたと思うけど選ぶのは私でしょ？

　あの人は祥吾が思うほど悪い人ではない

　と言うか一緒にいて楽しい」









　そう言って少し微笑む


　微笑む…？少しだけだけど微笑んだ？


　あのAがか？


　ヤバい、こいつマジだ！！


　そんなことをグルグル悩んでたら試合が終わっていた

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