【黒子のバスケ】君を見付けたあの日から俺は恋に落ちていた 【黄瀬涼太】

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黄瀬side









　何やら騒がしいと思ったら


　Aちゃんがナンパされてた


　それを俺が助けたんスけど…









A「馬鹿とはなんですか？

　それに私は助けてなど言った覚えはありません

　もっと言葉を選んだ方がいいですよ、黄瀬くん」









　何か説教されてんスけど！？


　何で俺が怒られなきゃいけねぇんスか！？









黄瀬「あのさ、一応俺君を助けたんだよ？

　お礼と言うもんはないの？」


A「…それもそうですね

　あなたにはお礼をいいます

　ありがとうございました

　でもこれ以上は関わらない方がいいですよ？」









　うっわー…


　すんげぇームカつく！！


　さすがショーゴくんの妹ッスね！


　兄妹揃ってなんなんスか！！









A「とにかく私から離れて下さい」


黄瀬「何？俺といたくないの？」


A「結論的にはそうなります」


黄瀬「はぁ…マジさっきから何なんスか？

　俺君に何かした？」


A「何がですか？

　別に助けられた事以外は何も？」


黄瀬「なら言葉を選んだ方がいいッスよ

　さっきから俺に対して失礼ッスよ！！

　一緒に居たくないとかさ！？」


A「それはまずくありませんか？

　だってこんなとこ誰かに見られたらあなたが大変でしょ？

　芸能人はスクープで終わりますからね」









　まさかそうならないためにさっきから？


　…撤回するッス









黄瀬「やっぱ気に入ったわ、君の事」


A「はい？」


黄瀬「これからAっちと呼ばせてもらうッスね！」


A「え、Aっち？；；」

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