【黒子のバスケ】自称"モブ"少女の事情

自称モブ…３３ ページ33

詩音「どうしたの、A？さっきよりも顔が真っ青になってるよ」


A「ヤバい事に気付いたんだよ」


詩音「どうした」


A「あの人たちに家バレてる」←


詩音「(そういえば家にって…てかAの家ってどんなんだろ)」


A「あそこだけは見付けてほしくなかったわ…」


詩音「私も知らんけど、そんなに嫌なの？」


A「知ったら…どうなるか分からないからね」


詩音「え？Aの家ヤクザとかそんなん？」


A「当たってそうで当たってない」←


詩音「なにそれ」









正直バレたらうるさいんだよ


特におじさまには


絶対家に招いて面接みたいになるわ


小学校の頃一度だけ友達を連れて来た事がある


その時相手が小学生なのにも関わらずペラペラと変な事を言い出した


みんな怖い思いして帰ったらしいよ


あの後 みんな私に逆らえなくなって引き笑いとかしてたし


だから中学は同じ小学の人がいないここに来た


みんな違う方に行ったからね


つまりここにいる人は先生以外は知らない


だからここでバレる訳にはいかんのだよ！


自分のためにもみんなのためにも…


だから私は普通に過ごす


元々要素がモブじゃないか！！


そうだ！モブだ！私はモブなんだ！！


モブゥゥゥゥゥゥゥゥゥ！！←









「あのー…西條Aさんいる？」









突然現れたのは桃色の美女でした


あれ？この子何処かで見た事…

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