第42話「知り合い」 ページ41
その日、万事屋で晩ご飯を食べた
神楽ちゃんも新八くんもとても良い子だった
銀時さんは新しい仲間が出来たんですね
良かったです
桂小太郎も高杉晋助も新しい仲間がいた
あの頃…攘夷戦争があった頃のあなたたちにはもう戻れないのですね
かつて騒がれていた攘夷四天王
その中でも注目を浴びた"月光戦姫"
女の人だからこそ注目されていたみたい
A「…。」
攘夷戦争の時に使っていた剣
彼女はこんなになるまで戦っていた
だからこそ私はこの剣を守らなければならない
「夜道、女1人とは危ないな」
A「…久しぶりですね、“
私の後ろに現れた男
彼は私の知り合い
A「用は終わったんですか?」
壱月「あぁ、それでここまで来た…父親は見つかったか?」
A「いいえ…お父さんは既に亡くなっていました」
壱月「そうか」
A「ですが母親を探すことにしました
今の所、手がかりはありませんが…」
壱月「もう何十年も前だろ?」
A「はい、けど顔は覚えてます」
壱月「もう探さなくても良いんじゃないか?」
A「いいえ、探さなければなりません
私は自分の事を知らなさ過ぎる…それに私はまだ完全にあなたを信用していません」
壱月「それは困ったな」
A「でも情報をいただける貴重な方とは思っていますよ」
壱月「ただの駒か」
A「言い方が悪いですよ」
壱月「間違ってはないだろ」
彼はいつも情報をくれる
この歌舞伎町にとどまる事を決めたのも彼が教えてくれたからだ
ここにあの攘夷四天王がいるのを教えてくれた
長期間になると思って真選組に入った
受かるかは分からなかったけど
全て今の所はスムーズに動いてる
だから彼の言葉を信用して動いているのかもしれない
信じてないって言ったのにね
A「またお願いしますね」
壱月「あぁ」、
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