第19話「不覚」 ページ18
A「よいしょっ」
気絶してるだけで良かった、怪我はない
本当に不覚だった
もしかしたら気絶してるフリだったかもしれない
A「はぁ…あいつどうなったかな…土方さん捕まえられたかな…」
私はここにいた方が良いのかしら…
まだ仲間とか居たら小夜さんが…
「Aさん!小夜ちゃん!無事か!?」
A「近藤さん!」
近藤「怪我は…ないようだな」
A「はい、大丈夫です
ただ小夜ちゃんが気絶をしてしまい…すいません、私のせいです
きちんと気絶させられなかったせいで流すハメに…」
近藤「いいや君たちが無事なだけ良かった
Aさんも怪我はないか?」
A「はい、私は大丈夫です」
近藤「まだトシたちが追っている」
A「そうですか…」
きっと見つけるのは難しいだろう
だってそいつを見たのは私だけだから…後小夜さん
それに奴はここに潜り込んできた…真選組の隊服を着て
A「あ、伝えるの忘れていました」
近藤「どうした?」
A「その男、ここの隊服着てました」
近藤「なに!?」
A「裏切り者というか、きっと潜入捜査に近いと思います
その人の顔を見ましたが見た事なかったので…」
近藤「そうか、あとで似顔絵描いてもらっても構わないか?」
A「上手く描けるか自信はないですけどね」
そしてその2時間後、土方さんたちが帰ってきた
やはり捕まえる事は出来なかったらしい
その日、小夜さんは起きる事はなかった
私も事情は明日に聞くと言う事で、その日は休む事にした___
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