第１７話「不審者」 ページ16
次の日
結局、小夜さんは来なかった
まぁ、分かってた事だからいいのだけれど
逆に昨日の沖田さんの言葉の方が気になる
「ご飯おかわり！」
A「あ、は((
小夜「はーい！」
A「…。」
あまり考えない方がいいのかもね
小夜さんの事も、沖田さんの言葉も
さて私はそろそろ片付けの準備しなきゃ
まだみんな食べてるし、小夜さんがやってくれるだろうし
今日もいつもと変わらない日常が始まる
食器洗いが終わったら洗濯干さなきゃ…
あっ！まだ洗濯機回してない！
洗う前に回さなきゃ！
昨日よりちょっと多めなのよね、今日
昨日、みんなさんバタバタしてて汚れてたから
手洗いする奴は避けて後で回そう
「それで？」
「これを」
「あぁ」
何やら話声が聞こえる
何だろ…
「！！？」
A「わっ！」
「てめぇ…聞いてやがったか！？」
A「え、何を…」
「死ね！！」
A「きゃあ！」
いきなり襲われた
この人隊服着てるけど…真選組じゃない！
A「あなたここの者ではないんですね」
「チッ…」
A「申し訳ないんですが、ここで待っていてもらってもいいですか？」
「あ？」
A「みなさんにお伝えしないと…」
シュッ___！
A：！！
「逃すと思うか、女」
A「…ですよね」
さてどうしましょう
私が捕まえた方がいいのかな…
でもこの先は小夜さんの部屋が…ってヤバいよね！？
小夜さん部屋にいるかもしれない！
いやまだ食堂にいるかも…
「よそ見とは余裕だな！女ァ！！」
A：！！
やばっ((
ドォォォンッ___！！
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