第14話「働かない女」 ページ13
あの日から何事もなく真選組で働いてる
全然まだ慣れてないけど、隊員の方がたまに手伝ってくれるの
本当に助かる
けど一番手伝ってほしいのは…
A「小夜さん!いい加減に手伝って下さい!」
小夜「んー?あー、うん、まってー、まだ化粧終わってないの」
あれからずっと一緒働いてる…いや一緒に入ってきた小夜さんなのだが
まったく仕事をしないのだ
ご飯作りも…
A「お待たせしました、朝食です」
小夜「頑張って作りましたー!いっぱい食べて下さい!」
ご飯だけよそう
A「小夜さん、私向こうで洗濯干すので廊下を…」
小夜「あー、まってー、まだ終わってないのー、準備!」
洗濯や掃除機
A「ご飯準備するのでお風呂洗っていただいてもいいですか?」
小夜「あ、ごめーん!小夜今から近藤局長に用があるから!」
全て何か理由をつけ断られる
それで同じ給料を貰ってる
納得いかない
でも近藤さんたちに相談は出来ない
こんなしょうもない事で相談なんか出来ないもの
ここは私がちゃんと言わなきゃいけない気がする
でも小夜さんは聞いてくれない
まぁ、若いからって理由を付けたくはないけど…
近藤「ん?どうかしたか、Aさん」
A「あ、お疲れ様です、近藤さん
いえ、特に何もないですよ
あっ!そろそろ準備しようかなって思ってた所です!」
近藤「おぉ!そうか!そうだ!俺も手伝おうか?」
A「いえ!近藤さんはお仕事が!」
近藤「今日は大丈夫さ!
それにいつも美味い飯作ってもらってるしさ!」
A「では一緒にお願いしてもいいですか?」
近藤「おう!任せとけ!」
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