story…96 ページ46
A「んっ…」
柚鈴「んっ…ふわぁ…あ、姉様…おはよ、ございます…」
A「…おはよう」
あぁ、そうだ
私は今、紅緒家にいるんだ
それにしてもよく寝れた気がする
あまり最近寝てなかったせいよね
柚鈴「んー!よく寝れましたか、姉様!」
A「えぇ、ぐっすりと」
柚鈴「ふふ、それなら良かった!
では支度を整えて食堂へ参りましょう!」
A「えぇ」
昨日今日だからまだ慣れない事が多い
でもここでならやって行けそう
きっとこれからだから
コンコンコンッ___!!
A:??
柚鈴「きっとルゥーよ!姉様に会いたくて朝一から会いに来たんだわ!」
A「とりあえず開けましょう」
私は部屋の扉を開ける
そこには予想通り結弦の姿があった
けど想像してたよりも慌ただしい感じがした
いや焦ってる…?
A「どうしたの?」
結弦「今すぐこっちに…いやテレビを付けてくれ!!」
柚鈴「もう!朝から何よ!姉様が困ってるでしょ!?」
結弦「付けさせてもらう」
柚鈴「あっ!ちょっ!」
強引に部屋に入りテレビを付ける
そこにはあるニュースが流れていた
『まさかそんな事してたなんて…知らなかったわ』
『理想の夫婦だと思ってましたけどね』
『本当ねぇ』
『えぇ、このように多くのコメントがありますが…どうですかね』
『まさかだよ、私は実際関わりがあったが、そんな事する人たちには見えなかったよ』
テレビに映し出されていたのは
"紅緒夫妻!隠し子か!?実の子を捨てた!!"
A「なに、これ…」
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