story…95 ページ45
本当に…そんな事が起きていたなんて…
本当はまだ信じたくなかった
いくらお父様たちでもそんな事はしないって…
けどもうこの結末は変えられない
慎司「なんて、事だ…あいつらはこんな事を…
申し訳ございません!紅緒さん!!
俺は、俺の両親がっ…こんな犯罪な事をっ…」
紅緒父「顔を上げなさい、慎司くん
君は悪くない…悪いのは白鳥夫妻だ」
紅緒母「あなたの事は何も罪に問うつもりはないわ
けどあなたの両親には償ってもらうわ
だからあなたには辛い思いをさせてしまう」
慎司「いいえっ、あの人たちとは縁を切る予定でした
それが早まるだけです…お願いします、あれでも血が繋がった親です
正しい法で…あいつらを裁いて下さい!!」
紅緒父「ならやらせてもらうよ、その前に君に相談があるんだ」
慎司「相談…ですか?」
紅緒父「_______」
慎司「え!?そ、それは、どういう…」
紅緒父「そのままの意味さ、君が決めたまえ」
慎司「俺は…その、少し、考えさせてください…」
紅緒父「あぁ、構わない、いつでも待つさ」
紅緒母「さて!今日はここら辺にしましょうか!
後はまた明日にしましょ!
Aも慎司くんもお疲れだろうし…ね!」
紅緒父「あぁ、そうだな」
柚鈴「なら!姉様の部屋を案内します!さぁ!いきましょう!!」
A「あっ、ちょっ…」
結弦「まったく…」
紅緒母「ふふっ」
A「ちょ、ちょっと待って!」
柚鈴:??
一旦歩くのを止めて、再度みんなの方へ向く
A「えっと…お、おやすみなさい…お父様、お母様っ…///」
全員「「(か、可愛い!!)」」
赤司「(あ、あんなに照れるんだな…)」
言い終えた私はそのまま部屋を出た
普通の事なのに…
柚鈴「ふふっ、姉様可愛い!
あ、姉様が良ければ私と一緒に寝てくれませんか?
もちろん場所は姉様のお部屋で!」
A「えぇ、構わないわ」
まだ会ったばかりなのに本当の家族だと思ってしまう
いや、もう本当の家族なんだから
A「ふふっ」
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