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story…55 ページ5

赤司sied





 僕と彼女が付き合っていた


 そう、だったのか…


 でも不思議と納得をしている


 それは僕たちが前世で…





 『征十郎、どうしたの?』





赤司「え…」


A「赤司くん…?」


赤司:ハッ






 今、のは…





赤司「A…?」


A「えっ?」


赤司「え、あ、いや…これは…君は…僕と…」


A「大丈夫?」


青峰「征十郎!大丈夫か!?頭が痛ぇのか!!?」


赤司「いや、大丈夫だ…ただ、今、混乱して…」


火神「少しずつ思い出してきてんだよ…お前もAも」


A「…。」





 昔の記憶


 分かってる


 もうこれを信じるしかない


 彼女は前世で僕の彼女だった


 だからこそ彼女から目を話せなかった





A「大体は分かりました

 けど前世では前世、今の私は彼とは何もありません」


火神「そ、そりゃそうだけどよ」


A「また何かあったらお話しします、私はこれで…」





 そう言って彼女は何処かへ行ってしまった


 その後を火神が追いかける





青峰「大丈夫か?」


赤司「あぁ…彼女はあぁ言ったが僕は違う

 ちゃんと思い出して、前世の僕が叶えられなかった事をやり遂げたい

 それが何なのかは分からないが…」


青峰「それなら俺も協力してやるよ

 この世界ではお前には幸せになってもらいてぇからな」


赤司「…。」


青峰「なんだ?」


赤司「お前は昔のくせが直らないのか?」


青峰「あ?どういう意味だ?」


赤司「俺が知ってる大輝は人に気遣いが出来ないからな」


青峰「お前、俺の評価低くねぇか?」


赤司「しょうがないだろ、僕にとっては今の君が普通なのだから」


青峰「まぁ、そうだな

 けど慣れてくるだろ

 俺は俺のように生きるからよ」


赤司「そうだな」





 僕も僕のように…

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設定タグ:黒子のバスケ , はっち , 赤司   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:はっち | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年7月1日 9時

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