story…89 ページ39
巴「それであいつの作戦でヘリコプターでAたちを救って紅緒家まで来たの…半信半疑でね」
鴉取「言ったでしょう?」
A「どうして…あなたはお父様たちと組んで…私と婚約を…」
鴉取「それであなたは幸せになれますか?」
A「え?」
鴉取「あなたはまだ思い出してないのでしょう、昔の事を
だからこれを伝えて信じてもらえるか分かりませんが、私は昔、あなたに執着していました
心から愛していました…けどそれは伝わらなかった
婚約者ではなく、敵国の男と付き合ってしまった
私はそれが許せなく…私を愛してくれないのであれば殺してしまえばいい
それで私はあなたを殺したのです
この世界で生まれ変わって、昔のことを思い出しました
最初はあなたを探すのに必死で…執着していました
ですが思ってしまったのです
私の愛は正しくなくて…本当に好きだったあなたは…
それから私はあなたが幸せになる事を望むようになりました
まさかA様も
昔の事なんてよく分からない
けど彼が言っている事は本当だと分かった
A「私はまだ前世の記憶がない
だからあなたの事がどうのって訳じゃないけど
あなたがいなければ助からなかった
だからありがとう、鴉取さん」
愛斗「いいえ、当たり前な事をしただけです
あなたが無事で良かった
償いではありませんが今後はあなた様のサポートをしていきます
なのでどんどん私を使って下さい
それと…よろしければ"愛斗"と呼んで下さい」
A「ありがとう、愛斗」
愛斗「はい」
紅緒父「これからの事を話したいが…とりあえずは休む事にしなさい
部屋も全員分用意しよう、今日は泊まりなさい」
A「いいのですか?」
紅緒母「当たり前じゃない、ここはあなたの家なのだから」
A「…はい」((ニコッ
_______________
ダンッ_____!!
白鳥父「今すぐ…今すぐ探して連れ戻せ!!」
「は、はいぃぃぃ!!」
白鳥母「あぁ!Aさん!一体何処へ!!」
白鳥父「あの子は私たちの子だ…かならず連れ戻す!!」
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