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story…88 ページ38

扉の方から声が聞こえた


 そこには私の婚約者(仮)の鴉取さんがいた


 何故彼がここに…?





慎司「何故彼がここにいるんですか?」


赤司「安心して下さい、慎司さん…彼は味方(・・)です」


A/慎司:!!?





 彼が味方?


 どういう意味…




柚鈴「私たちに姉様の状況を教えてくれたのは彼なんですよ…」


A「え!?」


慎司「ど、どういう意味だ?」


愛斗:ニコッ


赤司「僕もさっき知ったばっかだ」


鳳「実は…」






__________

___





巴「あぁ!もう渋滞してる!!」


赤司「走って行った方が早いか…」


巴「そうね、私の事は置いてって構わないから赤司くんだけでも先に行って!」


赤司「あぁ、そうさせてもらう」





 コンコンッ_





2人:??


 『やぁ!』


赤司「鴉取愛斗!?」


巴「何でこいつが…」


鴉取「渋滞で困ってるんでしょ?ならヘリコプター使いなよ」


巴「そんなの使ったら一発で見つかるし、着陸地点なんてないじゃない!」


鴉取「紅緒家を使ってくれ」


赤司「なに?」


鴉取「彼らには既に話をつけてある

 部屋でも飛行機でも何でも使っていいって

 必ずA様を連れて帰る事が条件だけどね?」


赤司「どういう風の吹き回しだ?」


鴉取「私を信用しなくていい、紅緒家を信用してください」


赤司「だが…」


巴「分かった」


赤司「鳳!?」


巴「ヘリは私が呼ぶ!考えてる時間がない!

 ただしこれが罠だったら絶対お前を許さない

 鳳家の力を使ってお前を潰すからな」


鴉取「ふふっ、君は昔から怖いね、A様の事になると

 えぇ、構わないさ、そんな事はないからね」





___

__________

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設定タグ:黒子のバスケ , はっち , 赤司   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:はっち | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年7月1日 9時

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