story…72 ページ22
赤司「婚約だと…?」
A「えぇ、急に言われたの」
赤司「しかも相手が鴉取愛斗か…」
今日は征と出かける日
昨日の事を征に報告をした
A「一応反論はしたけど、きっと無駄でしょうね」
赤司「これも似てる気がするな」
A「似ている?」
赤司「言ってただろ?前世でも鴉取愛斗はお前と婚約者だったと」
A:!!
その事を忘れていたわ
じゃあこれは決まっていた事だというの?
A「…。」
赤司「君は反対なんだろ?」
A「えぇ」
赤司「なら抗えばいい
もし敵わないのならば僕が力を貸す」
A「でもそんな事したらあなたに迷惑が…」
赤司「そんなの気にしなくていい
僕も君が辛そうなのは嫌だからね」
A「…ありがとう」
そう言われて胸がホッとする
赤司「そろそろお昼でも食べるかい?」
A「そうね、なら丁度あそこにカフェがあるからそこはどうかしら?」
赤司「いいね、行こう」
ピロリン___
A:??
赤司「どうかしたのか?」
A「今スマホが……っ!!」
赤司:??
A「…柚鈴さんから」
赤司「まさか…」
A「今見てもいいかしら?」
赤司「あぁ…なら少し端に行こう」
A「えぇ」
通行の邪魔にならないよう、私たちは移動した
そして私はスマホに触れてロックを解除する
柚鈴お久しぶりです、姉様
柚鈴遅くなって申し訳ございません、結果が出ました
柚鈴今送ります
ポンッ___
A「これ、は…」
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